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【おもちの発達障害自伝5】急な予定変更が苦手

はじめに

こんにちは。
自閉スペクトラム症で精神保健福祉士のおもちです。

今日は急に寒くなってきましたね。風も強い。
エアコンのフィルターを急いで掃除しました。

さて、今日は予定変更のことについて発信したいと思います。

急な予定変更が苦手

エピソード

直近の職場でのエピソードです。この職場では、私の発達特性では、絶対に働けないようなスケジュールや業務でしたので、辞めて良かったと思っています。私も、そういう職場だと見破れなかったのは反省点ですね・・・

話が脱線したので、戻すと、直近の職場でのエピソードです。
仕事を引き継ぎたいのはわかるのですが、「今(話しかけても)いいですか?」が多く、それに答えていると、元の業務に戻るのに時間がかかってしまうのです。おそらく、少しずつ業務に慣れていってほしいという気持ちからだとは思うのですが、ある程度まとめて引き継いでほしかったです。でも、関連するからという気遣いでまとめられるのも、私としては、関連していないこともあるので、全く別物として引き継いでほしかったなぁ。

もう一つ。
その職場では、時間に追われることが多かったです。
朝の申し送り、夕方の引き継ぎはわかるのですが、「○○時になったら、昼食を○○さんに持って行って・・・」
って、私は秘書ですか??
私はソーシャルワーカーとして採用されたのに、時間を見て、「ごはんお持ちしました~」って行かなければならなかったんです。私は、業務の合間に別の業務を入れられることが苦手で、それこそ、元の業務に頭が切り替わるのには、とても時間がかかっていて、大変だったのです。
それに加えて、「持っていく人は□□さんだから、大変そうだったら変わってあげてください。」と言われて、結局、□□さんの業務を見とかなければいけないので、その時間も取られてしまうのです。定型発達の人みたいにマルチタスクが苦手なので、「□□さんの業務を観察する時間」が必要だったのです。

特性から考える

私は、1日のスケジュールをある程度組み立てて仕事をしていました。
会議がある時間の前後には、集中するような業務を入れずにバランスをとっていました。
朝の申し送りや夕方の引き継ぎは、自分の業務に関わることなので、急な予定変更ではありません。しかし、人の食事のためにそんなこと毎日していると、前後の時間を考えなければいけないので、業務が追い付かなくなります。

「急な予定変更は苦手です。」と言えていたら良かったのでしょう。まだその時は診断されていなかったので、ただの「仕事が遅い人」「時間を忘れる人」に見られていたのでしょうね。
そう見られていることがわかっていても、どんな反応をしていいかわからず、知らないふりをして仕事を続けていました。
周りからの冷たい視線が怖かったです。でも、どう反応していいのかわからない・・・
私は、マッチに火が付いたかのように爆発し、視線が怖かったことを伝え、次の日から行かなくなるのです。
いじめに近い構図かなと私は感じていました。
でも、どんな反応したらよいのかわからないんですよね。
話し合いに持っていこうとしても、笑われて終わるんじゃないかとか・・・
考えてしまうんですよね。
どう持っていけばいいのかは、これからの課題です。

おわりに

最後は悲しくなってしまいましたね・・・ごめんなさい。
わたしが、急な予定変更が苦手であることを発信したかっただけなんです。
もちろん、いろいろなひとに読んでほしいのですが、自閉スペクトラム症の方を雇用する人にも読んでもらいたいなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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