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Twitterの皆さんからの「あすぺるぱぱ」への質問まとめ

はじめに ※この記事は約2,400文字(読了所要目安:約3分)です。

私はTwitterをメインにやっており、補助ツール的にnoteを使っているのですが、noteを利用している理由は

〇140文字×1~3ツイート程度の文字数には収まらないテーマ
〇リンク貼り付けなどで、体系的に記事を整理したい
〇誰でも彼でも見て欲しいという内容ではないので
 部分的に鍵を掛けたい

などがあります。

ちなみに、Twitterの利用方針は過去にツイートした通りです。

当事者ながら、当事者目線の脳内解説であったり、非当事者向けの立ち位置のツイートをしているせいか、リプやDMでよく「これってどういうこと?」「あれってどうなの?」など、よく質問が来ます。

その中で、結構な頻度で似たような質問が来るケースがあり、この際一度noteに代表的なものをまとめておいて、「noteを見て下さい!」と出来たらいいのかなと思い立ちました。

という事で、以下、よく来る問答や印象的だった質問を纏めておきます。

Q1.自分がアスペだと、どうやって気付けた?

A.結婚当初からずっと、妻とのコミュニケーション上の違和感を感じてはいましたが、具体的なきっかけのエピソードとしては、妻に「あなたって『サイコパス』よ!」と言われた事です。言われたた瞬間は当然イラつきましたが、酷いこと言うなーと思いながら「『サイコパス』って何?」とネット検索し、「やっぱ違うよなー」と思いながらも、類義語扱いで出てきた『アスペルガー』に目が留まり、調べていく内に、自分がそうだと覚醒した感じです。この辺りのエピソードは、別のnoteにも記載してあります。

Q2.どうすればアスペ本人に自覚を促せる?

A.端的に言うと、「生き辛さ」「困り感」を本人に存分に感じさせることです。但し、中途半端なレベルでは覚醒できません。このままでは社会生活が営めない(例:会社をクビになる、鬱などの二次障害に罹患する)、夫婦生活が維持できない(例:離婚話に発展する、親が介入する、調停など第三者が介在する)、家庭を崩壊させかねない・・・。そこまで追い詰められないと、ケツに火が付きません。(それでも気付けない当事者も多くいると思いますが・・・。)これも、関連noteを載せておきます。

Q3.実生活での困り事は?

ダントツ一番は、妻とのコミュニケーション不全です。仕事上でも細かい事が気になる、過集中に入る、こだわりが強い、先延ばしグセ・・・など諸々ありますが、一応新卒で入社して辞める事無く続けられているので、当事者の中でも、比較的特性の度合いは重くない方だと思っております。

Q4.どうしてTwitter始めたの?

きっかけは、職場で別のアスペ(疑惑)とのコミュニケーションに困った後輩から、相談を受けたことです。私自身、自分にアスペ傾向があると確信し、アスペの色々な特性について勉強しましたし、アスペ特有の思考回路や言動についても知見があり、我ながら的確なアドバイスができたとの自負がありました。これをネットのSNSを介してやれば、自分自身も勉強になるし、誰か一人でも役に立てるかもしれないと思い立ったからです。

Q5.何でそんなに自分を責めるの?

これは私の価値観というか性格にも起因するものですが、生来かなり楽観的で面倒くさがりな所があります。なので、実生活はともかく、SNS上くらいは強く自分を律しないと、周囲に流されたり、調子に乗ってやすきに流れてしまうと思うので、強すぎると思われる位でも自責的に振舞うようにしています。決して、自己肯定感が低いとか、自責が強いとか、かっこつけや偽善ではありません。自分の事をよく理解したからこその戦略的な態度です。

Q6.昔から問題児だった?子供の頃は?

自分の記憶では特に問題ないと思っていましたが、小学校の通知表を見ると、学業成績には確かに特に問題がなかった一方、こだわりの強さや、問題を起こしていた、友達と仲良くできていないという明確な記載があり、何かしらの違和感は周囲も感じていたようです。

Q7.発達障害に向いてる職業って何だと思う?

世間では、専門職とか研究職とかSEとか言われていますが、結局は職種は関係ないと個人的には思っています。特性は本当に人によって千差万別ですし、完全に一人で完結する仕事なら別ですが、そんなものほとんどないし、結局は社会は人と人との繋がりの上に成り立っているので、「環境による」それしか答えようがないと思います。答えになっていませんが。

Q8.発達障害じゃない方が良かった?

今のステータスのまま「発達障害」起因の特性がないのだとすれば、「そりゃそうだ」としか言いようがありません。しかし、ギフテッドとまでは言いませんが、発達障害であるがゆえに得たものもいっぱいあると思っていて、その点、私は個人的には「発達障害である事」自体を余りネガティブには捉えていません。発達由来の苦しみはないとしても、平々凡々で刺激のない人生と、今の「発達障害」と共生する人生とを比べたら、私は間違いなく後者を選びます。

Q9.結婚を後悔してる?

それは妻に聞いて下さい。妻を苦しめてしまっている、大げさに言うと加害者側から言える事ではないと思っています。しかし、少なくとも私は、子供に恵まれ、仕事も生活環境も落ち着き、それら全てを全力で支えてくれる妻の存在を何よりもありがたく思っております。過去にはTwitterですら書きたくないような非道な事も沢山しました。それでも愛想を尽かさずに、一緒にいてくれる妻に対しては、「感謝」以外の言葉はありません

ただ、もう少しお互いに無関心でいられたら、お互いにもう少しだけ楽になれるかもしれないのに・・・というのは本音です。

おわりに

また追加したい事項があれば、随時。

※最後までお読み頂きありがとうございました。

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