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原産地証明の大切さ

みなさん、こんにちは。
アスコムメディア開発部の長野です。

先日、偽装品対策の専門会社である日本流通管理支援機構株式会社(通称:JDMSO)の佐野代表とお話しする機会がありました。

お話しのなかで、日本産の種や苗を盗んで海外で育て「日本産」として売る悪質な企業が存在しているそうです。
作られた食品は、産地証明書も偽装され海外で安く流通。
日本企業は売上減少、これまでの品種開発の努力も無駄になってしまいます。
ちなみに、現在のDNA鑑定では品種特定できても産地特定はできないとのこと。
例えば、コシヒカリいう品種は特定できても魚沼産までかは証明できません。

JDMSOさんは、解決策として金やダイヤモンドなどの産地を特定するための技術を食品に応用。「科学的に」産地を特定する国内唯一のサービスを始めました。
運用方法は守りたい青果物、酒、肉などの生育場所に赴き土壌や水などの情報を取得、鑑定に回します。
正規輸入社や輸入国と連携すれば、偽日本産の差し押さえが可能です。

サービス導入社は産地偽装を防げますし、消費者に応えるべく「産地証明に高い意識をもっている」ブランドであることもアピールできます。

食品原産地証明が企業にとってあらたな付加価値になるかもと感じました。
今回もありがとうございました。

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