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Road to 茂呂史生講演会 #25 摩擦が見えるか?

このnoteは、10月29日に開催する茂呂史生さんの講演会当日まで毎日更新されます。

過去記事は、こちら😃 講演会詳細は、文章の最後に

摩擦が見えるか

長谷川さんとの対話で、キーワードとして「摩擦」が気になった。

結構この摩擦の可視化が、社会許容を高めるのではないだろうか?

音の出るテレビのあるサウナ

僕個人の話にはなるが、サウナのテレビが嫌いなんです。
サウナにいく目的は、リカバリーと瞑想

ゆえに意図しない音や情報が来ると、その時間を楽しめないどころかストレス

対策としては、ハズシても、画像のチラつきは、タオルで顔を覆えばカバーできる。
音は、耳栓でもしとかないと厳しい(常に持ってない)

目的が果たせるように調整してるし、その限度を把握している。

渋谷の改良湯、新橋のアスティルはテレビが無くて暗めだからから好き
あと、できればミストサウナがいいドライじゃなくて

最近は、ギャンブルせずにサウナ検索サイトで確認してからいくので安心できる。

でも、世間にはたくさんのテレビ付きのサウナはある。
そして、その環境が好きな人もいる。

この時点で、好き嫌いなだけで、優劣じゃないことがわかる。

けして、テレビがあって明るいサウナが悪いのではなく

僕が、好きじゃないだけ
不快で、摩擦を感じるだけ

テレビも、そのサウナも悪くない

何が言いたいかというと、意図があるから好き嫌いが可視化されるということ

この好き嫌いも数をこなす中で「快」を感じた場所の共通点や、自分がサウナに求める理由から導き出している。

摩擦を避けて、自分の「快」を求める行動をしている(調整してでも快を得る)

けして、テレビのある環境で落ち着いてリカバリーしたり、瞑想しようとする訓練しようとは思わない。

赤ちゃん

赤ちゃんは正直に反応する、嫌なことがあれば「泣く」

「快」「不快」を本能が選んでいる

周りのことなんか、お構いなしに「泣く」
生存に必要だから「泣く」「笑う」

成長とともに、快が意図ならば、快を探るようになる

「泣く」以外の方法で、不快を表す
我慢も許容範囲から、徐々に覚える
調整も、経験しながら覚えていく
この辺りの発散方法に、個性が出る。

「不快」を我慢し続けたら、心と体のバランスが崩れる。
子供も、大人もこの辺は同様だけど、個人差がある。

不快を避けて、快を求める生存本能

この「快」「不快」の許容範囲が、発達障害の感覚過敏などを理解するのに大きく関係している気がしている。

不快の先に抑制がきたら、その抑制の先に発散がある
発散が滞れば、不調をきたす。

赤ちゃんの本能は、大人になっても形を変えて残るんだと思う。
もちろん、環境制限があるのもわかるけども、不快が快になる訓練を赤ちゃんはしたがらないはず

成れの果てか、慣れの果て

環境整備

例えば、前回長谷川さんが教えてくれた話

聴覚過敏の人が、パチンコ屋さんで働いたら辛い
でも、静かな環境ならば問題なく働ける

視覚過敏の人が、家電屋さんで働いたら辛い
でも、薄暗い環境なら働ける

不快が積み重なれば赤ちゃんの「泣く」シュチュエーションが来るんだから

それはストレス

生きずらさだ

でも、それは万人が同様にではなく「許容量がある

パチンコが好きで通う人は、一日中お店にいるし
家電が好きな人は、囲まれて生きるのも幸せなわけで

パチンコ屋さんが悪いわけでも、家電屋さんが悪いわけでもない

特性に合わせて、いる環境を選べること

それが、不快を避けて、快を求める本能に向き合うことが大切

ならんものは、ならんのだ

使い方は違うけど

体は嘘をつかない

その不快の処理が、言語や、態度で表せなくなると行動に現れる。

発達障害を学ぶにつれて、わかってきた一つに「不快」に感じるレベルと許容量の個人差が大きな影響を及ぼしているということ

体は正直だ

その許容量が、人それぞれ違ってくるということ気が付かないと

無理強いしたり、おせっかいしたりと、摩擦を起こす。

社会であろうと、ルールであろうと、普通であろうと

関係なく「不快」

脳の特性や、成長過程におけるものさまざまあれど

「不快」が行動に現れたら、行動を制限するのではなく
「不快」に晒される量を調整することが大切だということ

体は正直だ

不快という摩擦が見えたら、その不快を避ける環境整備が必要

許容量を知って、自分の快の時間を増やすことが「生きやすい」ではなかろうか

このフォントの話もそうなのよ

摩擦が見えてこそ、合理的配慮
成れの果てに、慣れの果てを見る

まだ知らない世界がある、もっと深淵に潜ろう

講演会詳細

申し遅れました、HealthConnect合同会社 関口満といいます。
(日本体育大卒/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/アスケア治療院院長)

今回弊社で初めての講演会を主催いたします。

共同代表の鷹巣晃助と共に、一人でも多くの方に聴いていただきたくてて、今回70名入れる会場を抑えました。(現在50名の参加)

満員で、当日を迎えたいので、ご興味ある方いらしたらお声掛けください
シェア、リポストも嬉しいです😃

10月29日ユニコムプラザさがみはら にて

世界を変える子供たち 著者 茂呂史生さんにご登壇いただき
「発達障害は才能である」をテーマに、お話しいただきます。
また対談「発達障害と鍼灸マッサージの可能性」を企画しています。

このnoteは、開催当日まで毎日更新します。

開催に至る経緯、企画趣旨と準備や決定後からの変化など

どこかのタイミングで興味を持っていただき、ご参加、共感、協賛いただけたら嬉しいです。チラシの配布先も募集中です☺️

チラシ設置協力(敬称略 設置順)

アルド治療院(青葉台)
licoco(青葉台)
東京有明医療大学
ラクダハウス(藤沢)
JOY go round(相模大野)
はり灸治療院クオーレ(多摩センター)
アネックス鍼灸院(川越)
東京衛生学園専門学校
日本鍼灸理療専門学校
エキープカフェ(青葉台)
Lucu(田奈)

講演会は事前登録です

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ハリフトローラー(Welt鍼灸院 高橋幸資先生) 

共感いただける方、応援したい方はお声掛けください
個人法人問わず、一度お話しさせてください
今回だけで終わらず、今後も社会と健康をつなぐイベントを開催していきます。

お問い合わせは、HealthConnect合同会社 関口・鷹巣に各種SNSよりご連絡ください

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