【3/24凸凹会議療育トーク】関口分の先出#145
Good&New
3/24凸凹会議療育トーク
当日お伝えしたいことを、先にこちらに
来れなかった方は、関口パートだけですがご覧いただけると一部は伝わるかと
鍼灸あんまマッサージ指圧師として、運動指導者として、そして1人の人間としての凸凹会議療育トークにおける僕の役割をお話します。
⚫︎きっかけ
#凸凹会議療育トーク
昨年10月に、弊社health connect主催で
茂呂史生さんの講演会【世界を変える子供たち】をユニコムさがみはらで行いました。
茂呂史生さんの著書 世界を変える子供たち 発達障害は才能である。の出版講演として開催したことがキッカケになり
世界を変える子どもたち 発達障害という才能を最高に輝かせる方法 (信長出版)
相模原市長への表敬訪問などを経て、凸凹会議療育トーク実行委員会を設立
相模原市、相模原市教育委員会会の後援の元3/24凸凹会議療育トーク【才能が開花するまでに今できること】をおこないます。
⚫︎鍼灸師あんまマッサージ指圧師として
昨年10月に対談パートとして【発達障害と鍼灸の可能性】についてお話しました。
鍼灸やあんまマッサージ指圧師の仕事領域や、適応部分など知られていることが少なかった事が印象的でした。
今回お伝えするのは、サブタイトルにもなっている
【才能が開花するまでに今できること】
発達障害、グレーゾーンにおいて、大きな問題として、過敏か鈍感かの感覚と、二次障害があると思っています。
前者の感覚に関しては、過敏であるがゆえにストレスに感じるものが多く、普段から生活の中で負荷が多くなる印象がある。
鈍麻の場合も、逆に反応の問題で負荷が高くなっていることに気がつけない問題がある。
これらを考慮せずに、精神的、身体的な負荷(ストレス、物理的刺激)の連続が、心身のバランスを崩すキッカケになることは大いに考えられる。
普段の生活で、いかに心身共に適度な負荷に調整するかが肝となる。
鍼灸や鍼灸あんまマッサージ指圧師の目線から考えると
過負荷による二次障害を防ぐために施術をすることで負荷の解消や、普段の負荷を散らせることが目的になると考える。
触れることでのセロトニンなどのホルモン分泌や、呼吸、消化のサポート
過緊張による、自律神経系へのアプローチは効果を得るだろう。
また、イメージとして針を刺す、灸を据えるなど強い刺激のイメージがあるかもしれないが
刺さずに、熱くしすぎずに出来る方法は沢山ある。
⚫︎運動指導の目線
ADHDや、ASDのみでなく、精神疾患などでは必ずと言って良いほど朝日を浴びて、散歩してくれという話が出る。
これは体内時計の調整や、運動による身体への刺激など必要な要素として紹介されるが
おもった以上に、嫌がられる
・それが出来なくてきつい
・今までもやってる
・布団から出られない、、、
それは、そう
なので、もし難しい場合は
朝ベランダに出て深呼吸をする。
ここから、はじめて欲しい
そして、呼吸を少し分ける。
口から吐く→鼻から吸う
口から吐く→鼻から吸い腹を膨らませる
口から吐く→鼻から吸い胸を膨らませる
呼吸のポイントをズラして、使う筋肉を変えてみる。
最低限やれるであろう呼吸をコントロールしてみるのも、一つの方法
あとは、立ち方や、座り方などの問題
最近は、スラックレールを用いた運動指導を勧めております。
不安定な場所に立たせることで、足の裏の刺激を増やし、身体全体のバランスの取り方を変える。
不思議と力まないで立てるので、過緊張を起こすタイプの人や、多動で1箇所に留まることが抑制になる人にはテキメンに効果がある。
散歩の前に踏んでから行くのも、おススメ
意識して身体を動かすよりも、無意識に変わる方が脳の負荷も少ないし
なにより、自己肯定感につながる。
朝の散歩の手前に出来ることから
そして、そこに施術が必要ならば、合わせて選択肢にはいる。
動きやすさを、外から中から考える。
⚫︎生きにくさと基準値
鍼灸あんまマッサージ指圧と、運動指導の目線からの話をする予定だが
この根底に、何を思うかという話で締めます。
【普通】という見えない基準値との戦いをどう捉えるのか?
ここが、生きやすさに大きく影響すると感じている。
普通に対して足りないものを補うという思考には、どこか自己否定が混ざり込んできます。
鍼灸あんまマッサージ指圧のアプローチも、運動によるアプローチも
普通に戻すことではなくて、その人のニュートラル(東洋医学だと中庸)に戻すことが目的で
けして欠けたものを、取り戻すものではなく
あるものを良くする観点からみています。
すでに、必要なものは持っている。
社会の基準値と、自分の中にある心地の良い基準値
どちらを優先したくて、アプローチを考え実行するのか?
根源の選択は、大いなる課題
才能が開花するまでに、今出来ること
これは新しく何かを身につけることではなく、今あるものを磨くための視点の切り替え
才能の捉え方は、それぞれで
いつどのように、何を才能と呼べるのか?
どこで、それが才能と呼ばれるのか?
どれも不安定で、不確定
だこらこそ、その瞬間まで
もちいる才能を磨き、心身のバランスを保ちつづけるために
自愛:自分の身体を大切にする
まずは、ここにフォーカスして欲しい
それが1人でも伝われば、大成功かな。
最後に、読んでくださってありがとうございます。
明日の席は、まだ40席ほど空いております
9:30〜11:30と早い時間ですが、相模大野にお越しくださいますと嬉しいです。
発達障害やグレーゾーンに悩むことだけでなく、育児の目線からも感じることがあるのではと思っております。
皆様の生きやすさに、少しでも役に立てたら嬉しいです。
関口満
アスケア治療院
health connect合同会社
生きやすさラボ
そして、日曜日は、こちらを↓
【告知】
凸凹会議 療育トーク【才能が開花するために今できること】
後援:相模原市 相模原市教育委員会
3月24日 9:15開場 9:30開演 11:30 終了
ユニコムプラザさがみはら セミナールーム
残り50名参加可能です。
【演目】
・茂呂ミニセミナー「発達障害は才能である」
・パネルディスカッション「楽しく才能を活かすために」
✳︎最後まで読んでくださってありがとうございます。
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