B.LEAGUE Hopeについて
こんにちは!バスケビジネスコース広報担当です。
皆さんはBリーグの取り組みである「B.Hope」をご存知でしょうか?
…知らない人も多いと思います。
実は、私もこの学校に入学するまでは、この取り組みについて全く知りませんでした。
1月1日に発生した、令和6年能登半島地震を受けて、この取り組みについて記事にしたいと思い、学習を含めて記載いたします。
1. B.Hopeとは何か
2. リーグ・各クラブの取り組みについて
の上記2つの表題に分けて書いていこうと思います。
1. 「B.Hope」とは何か
B.Hopeとは「B.LEAGUE Hope」の略称です。
活動内容としては、各クラブが「Socialステークホルダーとともにさまざまな社会的活動」を行なっていくというものです。
バスケで日本を元気に!
―Social innovationの実現―
B.LEAGUEの活動の舞台は、アリーナだけではありません。
環境・貧困・ジェンダーなど、直面する社会問題にも取り組みます。
「持続可能な開発目標(SDGs)」に向かって、私たちはバスケやスポーツの力で活動を続けます。
B.Hopeは「PEOPLE(人類)」 「PEACE(平和)」 「PLANET(地球)」の3つの領域で活動を推進してます。
①PEOPLE(人類)
「子ともと家族支援、インクルージョン、STEEAM教育」
障がい、医療的ケア、貧困などに向き合う100万世帯以上の子どもとその家族に対するサポートやユニファイドスポーツの促進などダイバーシティインクルージョンにアプローチした活動を行なっています。他にも、将来への機会を知るプログラミング教室も実施しています。
②PEACE(平和)
「復興支援、街づくり、防災」
震災は必ず起こる、100%なくなることはありません。私たちは震災で学んだことを活かしていかなければなりません。
「被災地域に笑顔を、全国で震災を忘れない」を目標に、仮設住宅訪問、クリニック、街づくり、防災バスケを継続的に実施しております。
③PLANET(地球)
「地球環境循環型社会」
日本ではサーマルリサイクル(熱回収)が中心の為、低いリサイクル率となっており、資源から資源へのマテリアルリサイクルへのシフトが重要な課題となっています。
バスケのパスをつなぐようにReduce・Reuse・Recycleの輪をひろげ、新しく生まれ変わったグッズを身につけたファンの応援が選手によりパワーを与え、”ハード(資源)”のみならず”ハード(応援)”の循環でバスケが元気になる、地域も元気になることを目指した取り組みを行なっています。
上記の3つが主なB.Hopeの取り組みになります。
これらに準じて各チームが活動に取り組んでいます。
2. リーグ、各クラブの取り組みについて
ここで、全ての取り組みをご紹介することは難しいので…
今回は、リーグとクラブの取り組みを1つずつご紹介していこうと思います!
①リーグの取り組み
1つ目は、2017年6月24日に熊本地震復興支援活動として行なった、益城町テクノ仮設団地訪問についてです。
内容は、全20名の選手が益城町テクノ仮設団地に訪問し、Tシャツの配布や住民の方々とふれあったり、バスケットボールの寄贈などを行うというものです。
熊本地震については下記をこ参照ください。
このような取り組みは、仮設住宅で日々を不安な気持ちで送っている方々に少しでも希望を与えることができるものだと思いました。
②クラブの取り組み
2つ目は、2019年1月29日に広島ドラゴンフライズで発表された取り組みについてです。
内容としては、
1. 被災地の児童へ(対象:安浦・天応小学校の児童)にTシャツと弁当のプレゼント、両チーム選手との交流会の実施
2.自衛隊の方々へ(対象:海上自衛隊呉地方隊隊員、陸上自衛隊第13旅団隊員様)をホームゲームにご招待、復興支援セレモニーの実施
をするというものです。
この取り組みは、西日本豪雨を受けて、2019年2月2、3日にて呉市総合体育館(オークアリーナ)にてレギュラーシーズンのホームゲームを開催時、2月3日のゲームを豪雨災害からの復興支援マッチと位置づけ、バスケットボールの力で被災地の力になりたいと考えられたものです。
西日本豪雨は2018年6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方を含む全国的に広い範囲で発生した集中豪雨です。
西日本豪雨については下記をご参照ください。
この取り組みに注目した理由は、被災者の方だけでなく、その方々を支えてくれた自衛隊の方にも目を向けた取り組みであったと思ったからです。
こういった上記2つの取り組みのように、今回の能登半島地震の被害にあった方々にスポーツで少しでも希望を持ってもらいたいと思ったためこちらの取り組みをご紹介させていただきました。
今、大変なのは被災者の方々だけでなく、その方々を支えている自衛隊の方やボランティアの方々もだと思います。
その全員がバスケットボールというコンテンツを通して、少しでも元気を取り戻してほしい、楽しんで笑ってほしい、希望を持ってほしいと感じました。
また、こういった取り組みをメディアに取り上げていただくことで、バスケットボールのメディア露出にも繋がり、さらなる発展が期待できると考えます。
能登半島地震への対応もどのようにしていくのか、スポーツの力が今、試される時だと思います。
これから、B.Hopeがどのような取り組みをしていくのか、注目していきたいです。
他にもたくさんの取り組みをリーグ、クラブが行なっています。
詳しくはこちらの公式ホームページ・Xをご覧ください!
・公式ホームページ
・ X(旧Twitter)
https://twitter.com/b_league_hope?s=11&t=a8u7-Tw-tDwDVVGj4JngLg
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