【読書のススメ】1.なぜ今、読書か?
こんばんわ!
今回から「読書のススメ」と題して、読書好きの私が考える読書の意味やおすすめの読書術などを紹介していこうと思います。
あくまで個人の考えですが、参考になれば嬉しいです。
本は効率の良すぎる学習メディアである!
突然だが、あなたは普段本を読むだろうか?
活字が苦手、SNSやネットで十分、ゲームしたい…
こんな感じで普段全く本を読まない人が多いのではないだろうか。
また、漫画やラノベなら読む人、小説が好きな人など娯楽として本に親しむ人もいるだろう。(もちろんこれらも素晴らしいことで否定する気は全くない)
しかし、ここで私がお勧めしたいのは「学びのための読書」である。
自分が今まで知らなかったことに触れられる、新たな気付きを与えてくれる読書だ。
こういうことをいうと、「学び」という言葉にアレルギー反応を起こして即座にこの記事を閉じてしまいたくなる人もいるだろうがちょっと待ってほしい。
あなたが学校で体験して嫌いになった「やらされる」学びとここでいう学びは、少なくともやっている感覚としては全く別物なのだ。新しいことを知りたくて自分から学びにいくのはとても楽しい。
ちなみに私は、「勉強」という言葉は「強」という漢字の意味や成り立ちからしてやらされ感を感じるので嫌いだ。学びの楽しさという文脈で語るときは極力使いたくないと思っている。
勉強に限らずだが、誰かに嫌々やらされていることを好きになることはまずない。親が子供に「勉強しなさい!」と言うのは全くの逆効果なのだ。むしろやるなと言われることの方にやりたいことがある場合が多い。こんななので、子供たちは「学びアレルギー」を患い、SNSやゲームの沼にはまってゆく…。問題があるのは子供ではなく家庭や学校の教育のほうなのだ。
教育の話はさておき、自主的に学ぶときになぜ本がいいのかというと、ほかのメディアと比べて効率が圧倒的にいいからだ!主な理由は以下の通りだ。
理由1.体系的に学べる
理由2.情報の信頼性が高い
理由3.内部に誘惑がない
まず理由1について説明する。本(特に入門書)は、その分野の内容を基礎となる部分から理解すべき範囲を一通り理解しやすいように順序良くまとまっている。学ぶべき範囲が明確なのだ。このような網羅的な学びを、自分で範囲を決定してネットでやるのはかなり大変だろう。
次に理由2だが、ネット上のサイトはその気になれば誰でも作ることができる。誰が書いた情報なのかわからないことも多い。つまり情報の信頼性が低い場合が多いのだ。研究発表やレポートの参考文献でWikipediaが御法度なのはそのためだ。その点では本は出版社や読者などによって何重にもチェックが入り情報が精査されるため、比較的信頼性は高いといえるだろう。また、本ははじめから著者が特定されいるため、間違った情報を書くとその人自身の信頼が失われることになりかねない。本には安易に信頼性の低い情報は書けないのだ。
最後に理由3は、本の中には読んでいる間にほかのことをやりたくなるような誘惑がないということだ。ネットサーフィンや動画サイトの「おすすめの動画」、SNSの通知など、ネットで学ぼうとすると何かと誘惑が多い。本(特に紙の本)なら そういった誘惑はないので、心おきなく学びに集中できるだろう。
みんなが読まない今こそ読もう!
多くの人々が学びを敬遠し、多くの娯楽(その多くがスマホに集約される)が人々の可処分時間を喰い合っているのが今の時代だ。また、一人ひとりの個性がこれまでにないほど重要になってきている。
そんな時代なので、自分の興味のおもむくままに学んでいける人は楽しみながら簡単に周りと差をつけることができるだろう。やらない手はない。
そのための最適な手段が読書なのだ。
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