結婚したい、したくない②
結婚を決断してきた人たちは、
どうやってその決断をしたのだろうか。
昨年結婚した友人に、結婚のメリットを聞いてみた。
彼女は「防犯状の観点から安心できる」と言った。
窓を開けて寝られるし、眠る時の不安が少ないということだった。
"なんて現実的な回答なんだ!!"
たしかに、自分もかなりの怖がりで、
布団に入ってから、家の鍵を閉めただろうか、窓の鍵を閉めただろうかと不安になり、
夜な夜なベッドから這い出て、確認しに行ったりする日がある。
結婚すれば、それをしなくてよくなり、かつ、安心感を持って生活できる。とても良いことだ。
1つ下の同僚の女の子にも、結婚した理由を聞いてみた。彼女は2年前に結婚していて、すでに1歳の子どもがいる。
「とりあえず25歳までに結婚したかったから。理由なんてないですよ。」
"結婚に理由はなくてもいいのか!!"
想定していなかった、衝撃の回答だった。
頭の固い自分は、「結婚したいんだ〜」なんて人に言ったら、「なんで〜?」って尋ねられるだろうから、結婚したいそれ相応の理由がないといけないものだと思っていた。
結婚したいと思うのに、理由はなくてもいいらしい。
ついこの間、近くに住む友人と、結婚や自分の人生、毎日の生活について話していて、気付いたことがあった。
地方に住んでいるから遊ぶ場所も多くない
周りに結婚している人が多い
唯一の趣味は旅行ぐらいで、熱中できる趣味もない
仕事を窓際族みたいな気持ちでしている
人生の約4分の1を過ごしたが、既に暇な時間を持て余している、そして、暇な時間にすることもない
私たちは、あまりにも毎日、暇すぎるのだと
そこで、気付いたのだ。
暇だから「結婚」という道を歩いてみたいと思うのは、もっともな理由ではなかろうか。
「結婚」や「出産」などという人生のイベントが今後なければ、この先一生、暇な時間を好きでもないことで潰す人生になってしまう。
だから、結婚してみたい。
こんな自己都合な理由が許されるだろうか?
そして将来、子どもを持ってみたい。
子どもを持った時の感情や感覚を経験してみたい。
子どもを持つのであれば、結婚という選択をとることは合理的だろう。金銭的・時間的な負担がかかるし、なにより一人で育てることを今は想像できない。
要は、人生が暇だから結婚してみたい。
これが今、自分の中で唯一心から思える理由かもしれない。
もちろん本来、結婚した後のメリットやデメリットを考えて理由を無理に発掘する必要はない。「この人と一緒にいたい」その気持ちだけで十分なのだろう。
ただ、自分の性を考えると、メリットやデメリットは、自分にとって1番見やすい指標なのである。
自分なりに結婚する理由を見つけた方が、自分を納得させやすい。別に、他人を納得させる必要はない。
結婚したくても、したくなくても、
自分だけが納得できる理由を見つけられれば、それだけで十分なのかもしれない。
※思いついた言葉をそのまま書いたので、脈絡のない文章になっています。悪しからず。
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