『坂の上の雲』
言わずと知れた司馬遼太郎原作をNHKがドラマ化。
しかも放送されてから随分と経過する。
それを敢えてまた観る。
それだけ素晴らしいドラマである。
そして僕は松山に行った。
秋山好古・真之兄弟と正岡子規。
3人を取り巻くように出てくる夏目漱石を始めとした面々。
この時代の人々はなんと大きな人が多かったのだろう。
そして、希望に満ちていた。
そんな時代だったのだろう。
日清戦争に勝利し、その後日本に訪れるであろう危機から日本を守るために立ちがる。
それが日露戦争だったのだろう。
戦争をすぐに避難するのが今の時代。
しかし、戦争しなければ侵略されることもある。それでも戦争は反対か?
侵略される道を選ぶのだろうか。
この時代の人々が一丸となって必死に戦った結果、日本を守ることができた。
しかし、これで勘違いして突き進んだのは太平洋戦争だったのかもしれない。
第一次世界大戦も勝利で終結し、負けることを知らないまま突き進み、勘違いした。
それでも、その敗戦によって戦犯とされた人々を責めることができようか。
彼らには彼らの必死な日本を守る想いがあったのだと推測する。
それら歴史の人々のおかげで我々の今の豊かな生活があるのだ。
ただ、言えることは・・・明治の国民は『平等』という言葉を手に入れるのと同時に『不平等』という言葉も手に入れたのではないだろうか。
その一つが、〝徴兵制度〟でないかと思う。
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