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裸隧道と裸掘隧道3 番外編

Asatteca

裸隧道と裸掘隧道(大原洞門)の現地見学は前回行ったので、復習として古い航空写真も確認しておきたい。

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こちらは2014年撮影の航空写真。国道489号の現道がはっきり写っている。我らが隧道を有する旧道は木々に遮られて見えにくいが、左上の方に回り込んでいく道が確認できるだろう。

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こちらは1960年代の航空写真。2本の隧道がはっきり確認できる。また、前回触れた、裸掘隧道の先のもう1本の隧道は、既に存在しないことが分かる。2014年の写真と見比べると、地形自体が異なることも分かる。現道がある場所まで大原湖の湖水が入り込んでいる。大規模な護岸工事と地形の改変によって、現在の良好な線形の道路が作られたのである。

今私達が当たり前に通っている道路は、つい何十年か前まで当たり前ではなかったのだよな。

さらに古い時代の状況については、古地形図の入手が必要となるため、今後の課題としておく。

さて、最後に、分岐地点まで戻り、史跡・野谷の石風呂に寄り道して行こうか。

今度は左、林道四古谷線へ。

轍の残る未舗装道を下ってからのコンクリート桁橋。林道は橋を渡って右方向へ伸びている。擁壁の石垣の積み方がよく分からないことになってるが、ここは深入りしない。

橋を渡って林道の行く先を撮影。

橋を渡って左、こちら側に史跡がある。立派な車道幅の道だ。

ものすごく状態のいい軌道跡のような道を少し歩くと史跡到達。左に見える黄色いガードレール越しに撮影した写真が本レポート1にある。
私としては史跡よりも川にかかるアーチが気になる…

目の前の川は四古谷川と言う川で、先ほどの林道がはるか上流まで四古谷川に沿って延びているのが地理院地図で確認できた。このアーチは四古谷川の水流を大原湖へ繋げるための水路だろう。露出した鉄筋は丸形鉄筋であり、昭和30年代以前に作られた構造物である。
なんかこの重苦しさがいいな。

アーチに見とれて史跡のことを放ったらかしにしてしまった。最後に、国指定史跡・野谷石風呂の写真をのせとく。説明は看板の画像を拡大して見てちょ。

この穴には、入りたくねえなあ。

おわり

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