自分を信じる。
小学校4年生のとき、
ピアノのコンクールでかなりいいところまで行ったのに、
最後の最後で、
練習会場にいた独特な弾き方をする子に影響されて、
その子がとても魅力的に見えて、
自分の弾き方を忘れてしまった。
そして本番で、
「今までそんな弾き方してなかったじゃん、、、」
と後で先生に言わせてしまうような弾き方をして、落選した。
私のひとつ前の順番だった子も落ちて、とても泣いていた。
私は、
「そりゃそうだよな、、、」
と思って、全然涙が出なかった。
あの子が魅力的に見えたのはきっと、
自分に自信をもっていたからだと思う。
自分のスタイルを持って、とても堂々としていて、圧倒された。
先生に怒られながら、
泣きながら、
あんなに沢山練習したのに、、、。
それでも私は最後まで自分を信じることができなかった。
あの時ちゃんと最後まで自分を信じきれていれば、
結果は違ったかもしれない。
もうすぐ28歳になる今でも、自分に自信が全く持てない。
誰かに何かを褒めてもらっても、
「優しさで言ってくれてるのかな、、、」
と思ってしまうし、
仕事でよくある、これ間違えてるんだけど誰がやった?問題は、自分じゃなかったとしても、1番に自分を疑っている。
自分が1番自分のことを信じていない。
私は、ずっと根拠を探しているんだろうなと思う。
自信が持てるほどの何かを自分が持たなければいけない、、、
自分がこうなれば、こうすれば、こんな人間になれば、いつか自信が持てるようになるかもしれない、、、
そうやって、先延ばしにしてるんだろう。
結局、根拠なんてないのかもしれない。
自信を持てる人は、根拠があってもなくても、自分を信じられる強さを持っているんだろうなと思う。
難しい、、、。
とりあえず、今週も仕事がんばったし、
それだけで上出来だな。
合格印を押せるかはわからないけど、
よく頑張ったね!のスタンプを
押してあげることにしよう。
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