コーヒーと読書と悲恋
私はコーヒーが好き。
安直だけれど、駅前に必ずあるような輸入雑貨店で豆を挽いてもらい、自宅でペーパードリップして飲んでいる。
もちろん、ブラックで。
酸味が苦手なので、ダークロースト系のフレンチかイタリアンが良い。
一度だけ、焙煎したての豆に当たったことがあり、店内で挽いてもらっている時から自宅に帰るまで、それはもう美味しそうなコーヒーの香りを、周囲に漂わせることになった。
これがきっかけでご近所さんには、私がコーヒー好きとして知られることになった。
もちろん、飲んでも美味しかった。
確か、豆はマンデリンフレンチだったと思う。
(好きなのに銘柄を忘れやすい。笑)
私の好きなことの一つに、読書もある。
この季節は、窓辺でコーヒーを飲みながら本を読むなんて、贅沢な時間の過ごし方。
私のことだからきっと、小説の行間を読みすぎて大きく広がる妄想に、夢を馳せてしまうのよ。
小学校の頃から図書室に入り浸り、あげく司書さんが外で遊ばないことを心配するので、図書委員となり大義名分を得た。
新刊が入荷すると真っ先に借りれるという役得もあった。
中学生になると、百人一首の短い詩を深読みして、二次創作的な小説を書いていたのは、今と変わらない。
しかも、悲恋ばっかり書いていた。中学生なのに!
何本かショートショートを書いたけれど、どれも悲恋であること、お気づきだろうか。
ハッピーエンドを堪能したければ、ネズミのマークで有名なアニメを見れば良いのであって、人生は良いことばかりじゃないからこそ、面白いんじゃない?
あなたはどう?悲恋の物語は好きかしら?
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