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読書感想文*白夜
夢想家の青年の妄想とか云々という、語りつくされた概要は省く。
私はドストエフスキーのオッサンがこの物語で主張したかったことを、私なりに文脈から読み取ってみた。
恐らく、こうだ。
ダチも作れねぇような奴が夜中の街で会って間もない美女と結婚するなんて、単に合法的にエッチしたいだけじゃねぇか。
えーと、気を取り直して書評も書いておこう。
この作品の最後の章『朝』後半で語られる部分が、全体を夢か幻想だったのではと思わせる仕組みになっている。
読後感は、『千と千尋の神隠し』を観た後と似た感覚を抱いた。
トルストイ、ツルゲーネフ、ショーロホフまで読んでドストさんを読まないわけにはいかないだろうと、敢えてマイナーな作品を(薄かったから!)読んだ。
すごく刺さったわけではないけど、不思議な作品だった。
たぶん、1年後には内容をすっかり忘れているんじゃないかな。
ダメじゃん。笑
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