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足りないのは「決心」だけだった。

私は昨年秋、それまで正社員として勤めていた会社を辞めた。

それからはや半年が過ぎ、今は何をしているかというと…何も状況が変わっていなかった。
なんとかなるだろうと前向きに考えていた転職活動は難航し、興味あるなぁと思っていたwebライターの仕事も開始できずにいた。
「一応シナリオ制作の仕事はあるし…」という状況に甘え、「実質無職」として失業手当をいただきながら生活することに慣れてしまっていた。

でもそろそろなんとかしないと。
そう考えているときに、この本を読んで「エッセンシャル思考」という言葉に出逢った。

マンガでない下記の本のほうが有名だろう。

「エッセンシャル思考」とは、本の表紙にも書かれている通り「99%の無駄を捨て、1%に集中する」という考え方のこと。

そして、私のこの半年間がいかに「無駄」が多かったかに気づいたのだ。

「職種」を問わず、求人案件に少しでも興味があれば、会社のことや未経験の職務内容について調べ、自己PRを考え、志望動機をひねり出し、応募をして面接対策もする。

「とにかくどこかに就職したい」なら、このやり方で間違ってはいないだろう。
ただ私の場合、ずっと心に「ライターの仕事をしてみたい」という願望を抱えていたのが問題だ。

ライターの仕事がしたいなら、「どうすればライターの仕事ができるのか」を第一に考えて行動していくべきだったのに。
ぼんやりとした「安定」を求めて、これだ!と思えない求人に応募し、内定を目指して選考対策に時間を費やすことは、今の自分にとっては無駄だったのだ。

無駄なことはもうやめよう。
ハローワークに行った帰り、スタバで「エッセンシャル思考」の読書ノートを書きながら、腹を決めた。

「私はライターになる。」

決心したら、なんだか気持ちが楽になって、わくわくしてきた。

やりたい仕事ができた、嬉しい。
これからはライターの仕事か、ライターの仕事に繋がりそうな仕事だけに絞って応募をしよう。
すぐにはスクールなどには通えないから、独学で頑張らないと。
今の私は、「ライターになる」という星を目指して進んでいけばいいのだ。
迷う必要はない。


そうして、クラウドソーシングに登録してみて、応募できそうな案件の無さに打ちのめされるのはまた別のお話。


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