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日本のリスキニングの方向性について

台風が過ぎて気づけばもう9月。少し涼しくなったかなぁと思いきや、まだまだ残暑が続きますね💦

先日、日経主催の「リスキニングサミット」が行われましたが、そこで岸田首相からのコメントも出されました。

岸田文雄首相「教育訓練給付」拡充 人手不足業種へ移動促進 日経リスキリングサミット2024 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

教育訓練給付については、対象資格をITパスポートや簿記検定などにも広げるとのことで、これらの資格は、毎年多数の方が受験されているので、給付金の恩恵を受ける方も今後多くなるだろうな、と思いました。

コメントにもある「日本では就職すると学び直しをしなく傾向にある」ですが、確かに、旧来からの日本の人事制度では「新しくインプットをしなくても年次がたてば昇給も昇進もする」仕組みなので、学び直しをするモチベ―ションにはつながらないのかもしれません。

私も外資系・日系企業と経験しているので、職務定義、必要なスキルを明確にした「ジョブ型雇用」への転換は重要だと思いますし、何より「個人に仕事がついてしまう」と、組織内での仕事の引継ぎや人の流動性も困難になるので、「この仕事(役職含めて)を行うにはこういったスキル、知識が必要」と明確にすることが、就職してからもリスキニングを行う動機になるのかな、と改めて思いました。

ありがとうございます!