もしかして、かくれ繊細さん(HSS型HSP)かも?
新生活に慣れてきたものの、学校や会社に行くのが憂鬱。
やりたいことをやっているはずなのに達成感がない。
目の前のことに集中できない。
一生これをやり続けていいのかな……。
という気持ちになっていませんか?
最近は、「やりたいことがあって、熱中している」のがかっこいい時代。
やりたいことで活躍している人、夢中になっている人を見るたびに凹んだり、怠けグセを直そうとがんばっていたり、努力が足りないせいだと思って何かを学んでいる人もいると思います。
でも、たくさんのことをやっているのに、本当に大事なことからは遠ざかっているように感じて、「やりたいこと」がどんどんわからなくなっていませんか?
こうした悩みを抱える人の中には、好奇心が強いにもかかわらず怖がりである、とか、没頭しやすいけれど長続きしない、という相反する性格特性の方がいます。
心当たりがあるのであれば、あなたはもしかしたら、「かくれ繊細さん」(HSS型HSP)かもしれません。
<かくれ繊細さんの特徴>
大胆な行動をとり外向的なのに傷つきやすく繊細
誰かに喜んでもらえるなら、自分の気持ちは抑え込む
おもしろいことや感動することが大好きで、心が洗われるような体験を求めて、さまざまな分野に興味をもつ
取り組み始めると、集中してのめり込む
疲れやすく、まわりにペースを合わせ続けられない
時々猛烈に休みたくなる
中途半端な人を見るとイライラする
ゼロから1 を生むよりも、1 を2 にすることが得意
『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』より一部抜粋
最近は、アメリカの心理学者のエレイン・アーロン博士の発見した概念「HSP:Highly Sensitive Person」(生まれつき感受性が強く敏感な気質を持った人)が少しずつ浸透してきて話題になることも増えました。
「かくれ繊細さん」とは、この「HSP」の中でも、共感能力が高く繊細で傷つきやすい側面(HSP)を、外向性、社交性、積極性、好奇心旺盛さという別の側面(HSS:High Sensation Seeking)によって表面化しないようカバーしている人たちなのです。
かくれ繊細さんが「やりたいこと」がわからなくなるワケ
かくれ繊細さんが「やりたいこと」がわからなくなっている原因には、大きく分けて2つあります。
1つは、「自分の特性の一部をないことにしようとしていること」で、もう1つは、「不安をそのままにしていること」です。
そして、「やりたいこと」で悩むかくれ繊細さんには8つのフェーズがあり、まず自分がどのフェーズにいるのかを確かめることが、「やりたいこと」に気づく第一歩になります。
5月12日発売の『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』では、こんなかくれ繊細さんが、やりたいことがわからなくなってしまったきっかけ、そしてこの8つのフェーズにいる人が前に進むためのワークなどを紹介しています。
<やりたいことで悩む原因が見つかる自己分析シート>
自己分析シートのダウンロードはこちらから↓
この本の著者である時田ひさ子先生は、ご自身もかくれ繊細さんで、やりたいこと探しを続けてきた1人です。
そんな時田ひさ子先生いわく、「やりたいことは、すでに自分の中にある」とのこと。
長年やりたいことを探し続けてきたけれどいまいちピンとこない、本当の自分を知りたい、という人は、ぜひ手にとっていただければと思います。
【書籍情報】
好奇心旺盛なのに、やりたいことがわからない人へ――
かくれ繊細さん(HSS型HSP)専門カウンセラーが教える
かくれ繊細さんが一生楽しく生きるための自己理解メソッド
【もくじ】
第1章 もしかして「かくれ繊細さん」かも?
第2章 かくれ繊細さんに秘められた10個の才能
第3章 かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方
第4章 かくれ繊細さんが才能を発揮して活躍するコツ
【著者プロフィール】
時田ひさ子(ときた・ひさこ)
HSS型HSP専門心理カウンセラー。
HSP/HSS LABO代表。早稲田大学文学部心理学専修卒業。
繊細で凹みやすいと同時に好奇心旺盛なHSS型HSPへの
カウンセリングをのべ1万5000時間実施。講座受講生からのメール、
LINEのやりとりは月100時間以上。
かくれ繊細さんのオンラインコミュニティ主催。
臨床心理学、認知行動療法をはじめ、フォーカシング、
退行催眠、民間の手法まで、あらゆる心の扱い方について習得する。
著書に『その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません』
(フォレスト出版)がある。
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