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メーリングリストやSNSでのトラブルを予防するためのルール(努力目標)

私が参加していたメーリングリストやSNSでの交流で、過去に5〜6回、険悪なムード(いわゆる「炎上」)になったことがあります。
私が、うまく介入して調整できたグループは、その後も存続していますが、私が、そこまでできる権限がなかったグループの多くは、トラブルをきっけけに閉鎖されてしまいました。私は、これらの経験から多くを学びました。
そこで、私が管理する権限のあるメーリングリストやSNSでの交流では、必要時応じて〈対話法〉の原則(自分の考えや気持ちを言う前に、相手が言いたいことの要点を、相手に言葉で確かめる)を守ることなど、下記のようなルール(努力目標)を定めて、メンバー全員で合意するようにしています。

【参加のルール(努力目標)
安心して自由に意見交換ができる雰囲気を維持するために、投稿に際しては、次のルールを「守ろうと努力すること」を参加の条件とします。
注)ただし、少しくらいの「失敗」は、またく問題ありません。

◯特定の団体や個人、また、投稿に対する過度な「非難・批判・否定的な意見」は書かないでください。もちろん、反対の考えや意見を言うことはOKです。なぜなら、「すべての意見に賛成」ということはあり得ませんから……。
◯相手の発言の真意を誤解することのないよう、必要に応じて「確認型応答」(相手が言いたいことの要点を、相手に言葉で確かめるための応答)を入れてください。
◯自分の考えを相手に押し付けるような言い方を慎み、できるだけ、一つの提案という形で示してください。
◯意見を言う時は、できるだけポジティブ(前向き・積極的・肯定的)な「言い方」をするように心がけてください。

これらのルール(努力目標)は、メンバー全員が、自主的に、あるいは互いに指摘し合いながら守ることが理想です。しかし、ときには、管理人が「交通整理」をさせてもらうこともあります。その際は、ぜひ、ご協力ください。

参考:note記事「メーリングリストでのトラブル体験と、その解決法
※〈対話法〉の原則や「確認型応答」についての詳細は、対話法研究所のサイトでご覧ください。


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