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【大河ドラマ・光る君へ】直秀の正体が知りたい。

それにしても、直秀。
君はいったい何者なんだ・・・。
そればかりが気になる。

さて「第五回・告白」の感想。

*****

倫子さまサロンにて。
男性の噂に、倫子さまがくいつく、くいつく。
しかもお目目、きらきらさせて。

男性に興味津々なんじゃないの~。
やっぱり倫子さまが独身なのはパパの溺愛が原因なのね。

倫子パパは偉すぎるとはいえ、手引きする人間がいれば既成事実をつくることも出来なくはないはずだけど。
パパが溺愛し過ぎて、手引きもしてもらえなかった…ってところかな。

*****

まひろの家にて。
坊主と「よりまし」がきた。

「あなたさまは、姫様のお母上で?」「いいえ。お方様は6年前に亡くなりました」という会話。
この時点で、あらわれるのは母上の霊ってことになったなぁ…と思った。
案の定過ぎて笑ったけど、きっとそういう感じだったんだろうな、実際。

ところで、「よりまし」って神道なんでは?
仏教の坊主とセットで活動してたんだろうか。
そのへん、平安時代はどうだったんだろ。

神の子孫である天皇が、寺を作らせたりするんだから問題なしかな。
知識が足りない。
今度、本を探そう。

*****

不動明王の真言と水垢離・・・。
やらねば怨念が積もり、姫はっ、しぃぬぅ~~~~~。
胡散臭すぎ。笑

そんな直接的に「しぃぬぅ~」って言わんだろ。
もうちょっとオブラートに包みなはれ。

でも、つのだらい(洗面器みたいなの)を持ってくる、いとさん。
姫様が「しぃぬぅ~」のは困るから、水垢離を頑張る、いとさん。
でも冬だし、風邪ひくし、女だし、首筋だけ濡らす、いとさん。

どこかの山本耕史さんみたいに、ざぶーんってわけにはいきませんな。

*****

それにしても…。
壁の上の直秀と話す時のまひろ。
寝巻(?)一枚だったけど、寒いよね?
弟に見つかってからフツーに「さむっ」とか言ってたけど。

冬なんでしょ。
外に出る前に、一枚羽織ったほうがよくない???

・・・と思ったら。
その次のシーンの道長も、雪明りのなかでまひろに手紙を書くとき、やっぱり寝間着で肩から一枚羽織った姿だった。

ねぇ。雪降ってるよ?
綿入れが欲しいくらいじゃないの?

まひろたちの時代って、意外と温暖(てゆーか、今くらい暑かった?)だったらしいけど。
でも雪が降ってる時は、寒いでしょ!

*****

まひろの家。
姫様に文がきて大騒ぎのいとさんが面白い。

それはともかく、道長の文の内容。
次の満月の夜、屋敷を訪ねる…って!!
夜に。
屋敷を。
訪ねる。

そっ、それはもう…。
男女の仲になることを目的とした訪問ということですねっ!?

道長もまひろも、そんなつもりはないかもしれないけど。
ふたり以外のすべてが、そういうことだとみなしますよ!?

特にまひろパパと、いとさんは間違いなく大騒ぎ。
ふたりにかかったら、既成事実化されてしまうのでは。

*****

馬に揺られて夜這いに向かう(違った。ただ話したいだけ!)道長。
背後から襲い掛かる(違った。二人乗りするだけ!…だけ???)直秀。
とつぜん二人乗りされてもまったく動じない道長と、馬。
なんだかんだ、結局ふたりのあいだを取り持っちゃう直秀。

でも六条?
六条っていえば六条御息所…。
好きなくせに気持ちを素直に出せない女…。

*****

道長パパと安倍晴明の面会。
「人の気配がいたします。これはなにごとでございますか?」

ーーーえっ。言うこと聞かなければ殺す、みたいな脅し?

おもむろに明かりを消す道長パパ。

ーーーえっ。やっぱり(明かりも晴明も)消すの?

御簾の向こうに並ぶお歴々・・・。
いやぁ。べつの意味でこわかった。

*****

六条の誰もいない屋敷で、ひとり、道長を待つまひろ。

あのっ。こんなところで女が夜更けにひとりっきり?
サポート部隊が直秀ひとりだから、仕方ないんだけど。
物の怪に取りつかれそうな状況だよねぇ。
まぁ、まひろは物の怪とかあんまり信じてなさそうだから大丈夫か。

「おまえをだまそうと思ったことは、一度とてない。驚かせてしまって、すまなかった」

基本的に、この二人のあいだで嘘つきなのはまひろだよ。
そんなに謝ることもなかろう。
道長だって、まひろと同じ時にちゃんと名乗ろうとしてたし。

そして語られるまひろの過去。
「もし道兼だけだったら、わたしは『人殺し!』と叫んでいたかもしれない」

やばいって!
まひろ、それ、今よりひどい噂になるって。
叫んでたら、「縁起が悪い姫」どころか、「物の怪付きの姫」として、結婚できなくなってたよ!!

あれ?もともと男性が通ってる風でもなかったな。
自分で「モテない」って、倫子さまに断言してたし。
とにかく、叫ばなくてよかったよ。

「兄は、そのようなことをする人ではないと言わないの?」
いやー。する人なんだわ。
真っ黒けっけのお人なんだな、これが。

「おれは、まひろを信じる」
まひろ、嘘つきだけどね。
嘘つかない時もあるから、そっちに賭けてみるよ、みたいな。

「さぶろーのことは恨まない。でも道兼のことは、生涯」
うん。恨むよね。

「呪うぅ…」

呪う!?
恨むよりも、前のめりな感じだよね。
意外と積極的だね。まひろ。

「母上が死んだのは私のせいなの・・・」と顔を覆って泣くまひろ。
呆然とした感じの道長。
影で痛々しい表情の直秀。

このときの直秀の表情がいい。
たまらん。
直秀、血の通った人間だなぁ。。。

泣き続けるまひろの肩に手を置く道長。
えっと、それは。
このあと男女の仲に…っていうことですよね?

空気の読める直秀が、わざわざ道長が気づくルートで外に出ようとしたその時。

道長よ、なんだって?
直秀に礼を言うのはいいとして。
「まひろを頼む」!?
マジかよっっっ。
直秀だって「帰るのかよ」って、気が抜けた顔してるよ。

*****

道兼がサイテーなのは最初から知ってたけど。
彼らのパパは、古狸っぷりが妖怪のレベルに達してるね。

*****

ひとりトボトボ夜道を(たぶん、直秀に見守られつつ)帰ったまひろ。
家では家族が心配して待っている。
パパに泣きつくまひろ。

ねぇ…。
これって「下人からの恋文にふらふら誘われて、ひどいことされて傷心のご帰還」って構図じゃない?
とりあえず、いとさんの脳内ではそういうことに決定だよね。

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あさのしずく
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