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私のやる気が違う星から帰還中。

例年、夏くらいにはピアノの発表会の話が舞い込む。
そうすると何を弾こうか?とワクワクして、たまらなくなる。
先生に「アレ弾きたい、コレも弾きたい!」と申告して、悩みまくる。
そしてようやく一曲に絞り、譜読みを始める。

今年も夏になったら発表会のお誘いがくるだろう。
なんだか新曲の譜読みとか、めんどくさくてやる気にならないんだよな~。
だって基本的に気分が低調だからさ。
すべての「やる気」が失せてるんだよ。
私の「やる気」は今、どこか違う星に出かけちゃってるの。

そう思ってた。

今年はいつもより早く発表会の声がかかった。
「今回は大曲に取り組んでみましょう」と言うのだ。

いつもは発表会までの半年程度で仕上がる曲を選択する。
それはどうしてもそれなりの規模の曲、ということになる。
ページ数でいえば4~6ページのものが多い。

今回は大曲(10ページとか!)に取り組むことを前提に、普段より早めに声をかけていただいたらしい。
つまり小さい子どもたちにはまだ発表会の声はかかっていない段階ということ。

なんと!とても光栄なことだ。

大曲に取り組めるだけの根性(と、ある程度の技術)を認めていただいたということだ。

大曲ともなれば長いだけではすまされない。
とうぜん難易度もあがってくる。
とはいえ完全なる上級レベルまではいかない、中上級程度の曲もあるにはある。

そのような曲の中から、気に入る曲を探してくるように言われた。
長い時間、たぶん1年近くかけて、じっくり仕上げていく曲だ。
気に入る曲でなければとてもやってられない。

しかし長らく中級程度の小曲ばかり弾いてきて、自分は大曲には縁がないと思ってきた私。
大曲で弾きたい曲なんて考えたことがなかった。
急に何を弾きたいかといわれてもピンとこない。

しかたないので先生に、たとえばどんな曲がありますか?と聞いてみた。

シューマンの「飛翔」。(これは大曲ではないけれど)
リストの「ため息」。
ショパンの「バラード第3番」。

こんな感じかな…というお話。

えっ。ちょっと待て。
そういうの、私が弾く曲だっけ?
私ってそんな難しいの、弾けるの?

youtubeで聴いてみたが、ちょっと信じがたい。
譜面もネット上で簡単に見てみたが、譜読みがめちゃくちゃメンドクサ・・・もごもご。

でも先生は前に「先生という人種は、無理なことをやれとは言いません。出来ると思ったから言うんです」と仰っていた。

そうか。
先生、私が弾けると思ってるんだ。

う・・・うわぁ~。

私、いつのまにか、成長してたんだ。

嬉しすぎるー!!!

なんか急に私の「やる気」が地球に戻って来る気がする。
いろいろあって低調だった気分が、一気に…とまではいかないけど、けっこう、復活しそう。

ひゃっほー!


*~*~*~*

めちゃくちゃ気分の悪い記事を2回も書いて、コメントもいただいて。
ご心配おかけしました。
問題が解決したわけではないけれど、とりあえずとんでもなく落ち込んでた気分は少し晴れやかな感じになってきました。
ありがとうございました!

後日、今後の自分のためにも、(ピアノ以外の)気分を変えるのに役立った方法を記事にしようと思っています。


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