見出し画像

「伝わる」整体への道①骨格

このnoteでは筋肉や骨格とカラダの不思議で面白い関わりについて書くことをテーマにしているのだが、正直なところ整体院に来てくれているお客さんの興味目的はそこを知ることではないと思う。人生をできるだけ楽しんで美しく生きるため!とか。

そのあたりの気持ちは僕とそんなに変わりはないのではと思っている。僕だって楽しく美しく生きたい。

それでも僕の仕事は「骨格バランス」を理にかなった状態に整えるものだ。整体の基本の技術は骨をとらえて関節をしっかりと動かすこと、これが理想だがここで問題になってくるのが、骨を動かすにはその周りの組織も全て骨についていってもらわないと痛みが出たり「ラク」に動いてくれないということ。

「立つ」「座る」「歩く」という基本の動きを行うときでも、ラクに動かないときは骨というよりも周りの組織が骨についていってない場合がほとんどだ。筋肉や筋膜などの組織を施術する目的は、ラクに骨を動かすためのものである。

整体などの施術を受けカラダのバランスが整っていると、足首ひとつ持って揺らすように動かすだけで揺れが伝わり全身の関節がゆらゆらとゆさぶられる。これが僕の考える「ラクに伝わる」カラダだ。

骨を自由にラクに動かせるようになれば気持ちも軽くなるし、脊椎が整い神経の作用が正常化されることで五感だって磨かれたアンテナのようにクリアになり日常の味わいが増す。思い切って、自分の大事な人に想いを伝えようという気分にもなるかもしれない。

だから僕は骨を動かすというこの仕事が好きになり、コツコツ取り組めているのだと思う。ホネだけに、、、骨骨コツコツ。

伝わる整体。これに関してしばらく書いてみますね。