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筋肉はモーター。

筋肉はモーターだ。
頭で考えた動きを正確に再現できるように忠実に動いてくれる数少ない装置である。意外にも脳からの指令を守りその通りにカラダを動かしてくれる部品というのは筋肉ぐらいのもので、人のカラダには他の部品も数限りなくある。

約600もの数ある筋肉をまんべんなく動かしていればニンゲンは血液を循環させ健康でいられるのになかなかそんなカラダの使い方ができている人というのにはお目にかかったことがない。スポーツジムで朝から晩までカラダを動かしてでもいない限り。皆がそんなに運動する時間に恵まれているわけではない。

しかし、全身の筋肉のどの部分を使っていてどの部分を使えていないのかがわかれば自分で運動するときに全く見当外れなムダなことをやらずにすむのではないか?と気づいた。

「コリ」の位置を見つければ良いのだ。
コリは、動かしていない筋肉の表面を覆っている組織の中に存在して頑固に動いてない部分がここにある!というメッセージを脳に送っている。痛いだとかだるいだとか疲れただとかうるさく主張して。

頭の体操、だとか気分転換だとか言って自分の仕事とまったく関係のないクイズやゲームなどをやってそれから仕事に戻るとさっき脳のいつもと違う部分を使ったせいで以前よりも効率よく仕事ができる、ということがあるけれど脳と同じような性質が筋肉にもあるのだと思う。

次回は、今回モーターに例えた筋肉のその仕事について書いてみます。