別注記録 JEMES MORTIMER × THOMAS MASON
お店のBlog等をご覧いただいている方には
周知の事実と思いますが、
備忘録として、記録として。
シャツ好きなよしくん。
10代のファッションに目覚めた頃から
スタートはネルシャツやラルフローレンのB.D.シャツ。
ラルフローレンといえば
コットンのマドラスチェックにハマって
集めたなぁ〜
変な色のストライプにもハマった。
当時は全然流行ってたわけじゃないけど、自分なりのポリシーに満ちたアイテムがシャツだった。
JCペニー
BIG Mac
ペンドルトン
この辺も、古着屋さんで掘って掘って
安くていいもの、探しに探したもんです。
ICONSとしても
コンセプトありきなのか
シャツが好きだからなのか
CLEAN&MODERNの旗印、その名の下に
シャツを集めること13年。
オープン時から、変わらず、大好きなシャツは欠かさず揃えてきました。
その時々の気分を踏まえたスペシャルなやつ。
セレクトならではの視点で、流行ってる時も、世の中がシャツ気分じゃない時も、良いシャツは欠かさずに。
そんな当店がオススメする今年のシャツ。
イギリス🇬🇧
個人的に洋服のルーツであるヨーロッパ、中でも英国製というワードに目がない。
同じ島国だからなのか、似たルーツを感じる。
受け継がれる伝統。
その伝統を重んじながら、時間をかけて洗練され、進化してきたものづくり。
古き好き時代の素晴らしいものづくり。
(現代においてはちょっと面倒な、手間のかかる作り方)
アイルランドの古いシャツメーカー
『JEMES MORTIMER』
ジェームスモルティマー
こちらは1984年創業。
丁寧な縫製
熟練の技術者が丹念に心を込めるように製作。
昔ながらの、手仕事
何年経っても、変わらぬ良さ
使い込んでから改めて気づいてもらえると思います。
そして生地は
『THOMAS MASON』
トーマスメイソン
言わずもがな、英国🇬🇧
イングランドの老舗生地メーカー。
Thomas Mason(トーマス メイソン)という
英国の香りのする名のとおり
英国・イングランドのランカシャーという地域で1796年に創業したシャツ生地メーカー。
調べたところもともとは羊毛糸屋で
今のような生地メーカーになったのは19世紀に入ってから。
そして近年、イタリアの大手シャツ生地メーカーアルビニ社に買収され生産拠点を
イングランドからイタリアへと移しました。
このトーマスメイソンが得意とするゾーンは
大体100番手から140番手程度の
一般的には高級な細番手といえるゾーンですが
ほかの細番手に特化しており、ここ最近僕の思う良い服の美学である、着てかっこいい日常着にしやすい普遍性も備えています。
高級で繊細な生地では、普段着としてガシガシ着れませんからね。
さてさてそんなこんなで
制作したシャツ。
老舗と老舗の良いところを
いい意味で現代的なコンフォートフィットに落とし込んで。
程よいゆとり。
スーツの中に着るというよりは
(カジュアルにスーツの中に着る分には十二分にオッケーですが)
あくまでも普段着。として
なので、程よいフィッティング
オーバーサイズでも、ジャストフィットでもなく、程よいゆとりが大人のリラックス感。
キーワードはここ。
現代的
伝統=クラシカル
そこには最大限の敬意を払い。
マインドとか、伝統が持つ魅力は残しつつ
“今”もきちんと表現するのが、ICONSのシャツの良いところ。
モダン=現代性
トレンドとかムードとか
時代感というか、スタンダードも微妙にアップデートされていたり、細かなニュアンスは変わっていきます。そこはうまく汲み取りたい。
今回のシャツは
伝統と現代性な
物凄い絶妙なバランスに仕上がっていると思います。
というわけで、ぜひご覧ください。
たまには真面目なシャツの話
may the force be with you !!!
あさの
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?