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ずっとやりたかったことを、やりなさい。始めてみた。

先日、読みたいと思っていた本『ずっとやりたかったことを、やりなさい』を購入してみた。

はじめに思ったことは、「創造性を高めたいって思っているよりずっと多いのかもしれない」ということ。
芸術家になりたい人向けの本なのかもしれない。

今回の本


《創造力を回復するコース、始めてみた 0話》

①描けなくなった自分のはなし。(前置き)

私は絵を描く人だけども、絵を描く人としては孤独な方だ。

ネット内にこっそりと絵を上げるような人だし、職場では絵を描くことは公表していない。

それは自分が絵を描くことを伝えると色々な弊害が出て、たちまち描けなくなる体験を何度もしたからだ。

昔の私は、絵を描くのが趣味だと宣言していた。

「子供の絵を描いて欲しい」

「バースデーの色紙のイラストをお願いしたい」

「ひな祭りの絵を」

「夏祭りのポスターを描いて欲しい」

「カルタ作れるかな」

昔の私はその『依頼』を喜んで受けたし、ありがとうを貰うと、今までにないくらいの喜びがあった。

だけど沢山の安請け合いした結果、描けなくなった。

描けなくなったし、プロにはなれないのだなと気付いた。
何故なら、上記の言葉は絵を知らない人たちが言った言葉なのだけどそれなりの「こだわり」が生じた。

「子供の絵を描いて欲しい(なるべく明るい絵で)」

「バースデーの色紙のイラストをお願いしたい(全員分のコメントを書けるように)」

「ひな祭りの絵を(大きなもので2セット)」

「夏祭りのポスターを描いて欲しい(派手なもので、開催日などの文字つき)」

「カルタ作れるかな(高齢者寄りのわかりやすいイラスト)」

私には私の得意な絵があって、得意な画材があって、私のこだわりがあった。

だけども「描いて」と言われ、誰かに見られる以上、こだわり(個性)を消す必要があった。

プロは依頼者の要望に応えることだと思っていたので、それが出来ない自分はプロになれないと昔ながらに思った。

突然の絵 《揺らぎの魔女》

そして絵の描く人あるあるだけど、無償だった。

時間も画材も沢山使ったけど、お金は取らなかった。私は個人で絵を描くだけの人で、絵を描かない人よりは描けるかもしれないけど、プロではないのだからお金を取るのは傲慢のようなことに思えた。

それらが自分のせいかもしれない。卑屈になって、大人になって単に描けるものが少なくなったのかもしれない。

ともかく私は描けなくなった。
ちなみに今もその感覚は抜けない。

②創造力の回復を図るコース

本題だけども、『ずっとやりたかったことを、やりなさい』は自分の中の小さなアーティスト(創造主)の回復させる為のコースらしい。

他の人のSNSにも書いているけど、基本は二つである。

(1)3ページのモーニングページを毎日書く。
(2)アーティストデートをする。

モーニングページの書く内容は自由であるが、書くべき内容は本にも書かれている。課題は多いように思う。

うっかり興味本位で「今日始めよう!」と思った方は気をつけてほしい。本書に書いているとおり、軽く読んでから実行を考えた方がいい。

このコース、ニヶ月半(12週間)はする必要がある。

③次回のおはなし

次回は始めるにあたっての注意点を自分なりにまとめてみる。

・ノート選びにご注意を

・三日坊主!?社会人の朝からは地獄

を書いていく予定。頑張るぞ。

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