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「発達障害特集」で絶望する僕だって、助けられていいよね?

※夜な夜なすみません。この記事は長いツイートを文章として読みやすいようにまとめたものです

 ここから連なる、薬を飲んだ後も眠れなくて泣きながら書いてた文章たちです。

※ちなみに「本当はバズってほしくなかった」とはこれです。そんなに胸の大きい女性はしんどいのかと


やっぱ辛かった、眠れなくなったりするくらい

 眠れなくてしかもここ数日の絶望のあまりボロボロと泣いてるのだがこれはきっと、本当はバズって欲しくない話題で僕の辺境アカのバズり記録が更新されてしまったTLと、NHKの発達障害特集のせいだな…

 あのね、やっぱ辛いんだよあの構成は。
 僕心の底から宇樹さんを恨んだ可能性もあったんだよマジで。

 あのね違うの。僕は確かにそらきさんの書くネット記事が好きだったの。大人しい系ASDとして参考になる先輩だと思ってたの。
 でも本を買う前、ずっと怖かった。その「スキ」がモロモロ崩れて彼女を恨むことになるんじゃないかっていうのが。

 案の定僕はプロフェッショナルを観ながら絶望したの。

 それは勝手に人と自分を比べて、相手を妬んで、恨んで、自分は天才じゃないし若くないからもう死にたいって感じているってことなの。
 本当はそこまで思う必要ないのに。
 自分はあの人らよりも障害が軽度なはずなのに、なんて情けないのだろうってどうしても思う。
 そう思っても仕方ないとわかっても。

 僕はたまたま、宇樹さんの場合は彼女のツイッターなりビスケットなりを追っかけてたから、クロ現プラス観ててもダメージ少なめで済んだんだけど、他の人の正直な感想を見ると「ほらまた天才や成功者ばっかり取り上げるオチだ。俺達はどうせ救われない」っていう絶望感がすごい伝わる。すごいしんどい。

 しんどいけどね、少なくとも彼女は元気じゃなくちゃ本が書けなかった。

 本を書くとか実際に当事者と接するとかして、困っている人たちを救ってくれようと行動する人は、僕らより元気でなくちゃいけない。
 そうしなきゃ僕みたいに「発達障害特集で傷つく」類の障害者は、向こうに搾取されてしまう。

 だからこういう話もツイートした。
 僕も母も、家族の絆と責任感で頑張ろうとしたら精神疾患になってしまった。
 そういう辛いことはないに越したことはないわけで。

 この記事、もしかしたらくらげさんご本人にはキッツい話になったかもしれないけど書いてしまった。一組のカップルの物語、エンタメとして読めば今でも十分アリな本なんですけど。
 NHKの特集もね、「発達障害って何だろう」を語るだけではもう当事者は救われない時代なの。

 NHKの番組は民放よりもだいぶマシとはいえ、支援機関とつながるには具体的にどうすればいいんだ?とか、お金に困ってても精神科に受診できるようにするには?とか、そういう話があんまり出てこないのね。だから当事者で補足ツイートみたくやってる。

 ねぇ「運が良かった」例で番組を作ってどうすんの。


やっぱりこのツイ長かった

 助けられるとか救われるって、どこまでの段階のことを指すんだろう。
 それこそ求めればキリがない。妥協しなきゃならないとこはある。幸せになりたい、でもまだ足りない、僕はまだ助けられてなんかいないんだ、と。

 でも、だからって「みんな我慢しろ! 俺も我慢してるんだ!」なんて言ってもしょうがない。

 このやり取りはつくづくアホだとは思うけど、実は結構マジなのです。

 他の人はどうだか知らないけど。
 僕はこれ以上、推しだったはずの人を恨んだかもみたいな経験はしたくない。
 障害者のせいで家族ともども倒れた、なんてのはもうやりたくない。
 ただ、どんつくどんつくとノリに乗って
「助けてって言えるのはいいよな! そのための居場所があるっていいよな!助けられてもいいっていうのって最高だよな!!」
 って叫びたい。

 あぁそれよりまず……今眠れるようになりたいです。
 昨日(※おととい)も頓服飲んで半ば無理矢理寝てたのです。

 それでは夜な夜なすみませんでした。
 泣いてたのもちょうど収まったしまた今度。