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食べる
「食べる」「寝る」「動く」
人間にとって「生きる」ということの活力源と言える。
「食べる」ことが苦痛になった私は、身体がしんどくて、うちにいると、眠ってばかりの生活を送る。すると体力はどんどん落ちていく。
うちのご飯はみんなと同じ普通食。刻んでとろみをつけたら何とか食べられるが、うちでそういうことをやる家族はいない。確か病院で指導してもらったが、うちであんな手間のかかることやるのは無理だ。デイの昼食は、ちゃんと「食べられる」。週4の昼食が、私の栄養素を補っている。
しかし、完全なものってない。むせる時はむせるし、食べられる時は何とか家でも食べられる。しかし、ほとんど毎日揚げ物はきつい。衣のパン粉が器官に入りかけるともう死にかける。大袈裟だけど、命がけのディナーTime。
一口でやめてヨーグルトに蜂蜜を入れ食べる。
最近美味しい蜂蜜を見つけた。ネットにて注文。カナダ産とアルゼンチン産の混合。
うちの親は日本産にこだわるが、美味しければいいではないか!限られたものをいかに美味しく食べるか?
そして、今、マイブームは、アボカドである。「森のバター」と言うだけあり栄養は満点である。うちの娘も、アボカドに恋してるってくらい食べる。生はエビと食べると美味しいが、私の嚥下機能の低下は、限界がある。しかし、加熱することでやわらかくなり、滑らかさが増す。今日は娘が、アボカドのグラタンを作ってくれた。
「大変美味しゅうございました!」
岸朝子さんが言って来そう「親バカ」な感じだった。
私もアボカドに恋しそうである。
娘は、自分の食べたいものしか作らない。しかし、それでもいい。後はトマトのアヒージョが絶品である。日本人じゃなくイタリア人に生まれたら良かったのに……
しかし、あまり喋らないので、何考えてるか!
下の子はよく喋ったし、今もラインするが、上は中学時代のいじめが原因で、あまり喋らない。
いじめは、加害者は、忘れるが被害者は何らか後遺症を残す。あれ以来親友というものはできなくなった。大人になり、コンビニで働く。少しではあるが、表情は豊かになった気がする。
「アボカドに恋する乙女」はいつか普通に恋出来る女性になって欲しい。
かなり話が横道にそれてしまった。
窓の外で、先程どシャーンと雷鳴が聞こえた。
こんな夜更けに目が覚めたら眠れなくなった。だから、つらつらと書いている。
昨日リハビリ科の受診だった。「何だか弱ってきてる。また入院するか?」と聞く主治医。嫌とはいえなかった。まぁいいや今、部屋が空いてないので入院は、9月末以降だ。また相棒のお世話を娘に頼まないといけない……ひと月のことだが、毎朝ケージの掃除をしてもらうのは、ちょっぴり憂鬱なのか、はぁーとため息をついていた。まぁ仕方ないかと思って貰おう。
「今」
私のできることはしよう!
少しでも、長く生きれるように。
「食べる」ことは諦めない。季節は秋になる。スイーツの美味しい時期である。
だから、「食べる」楽しみをしっかり残しておきたい。
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今はまだ修行中の身ですが、いつの日か本にしたいという夢を持っています。まだまだ未熟な文章ですがサポートして頂けたら嬉しいです。