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Rambling Noise Vol.114 「SOMEDAY MY NEIGHBOR WILL COME その8」

ま、そんな紆余曲折と、あんな脱線のおかげで随分と頁を食ってしまったが、ようやっとドラシネスクールに於けるアサノさん作の第一作目である『SOMEDAY MY NEIGHBOR WILL COME』は2020年10月31に公開されたのである。

いや〜、良かったね〜〜〜(涙)。



某だーつー女史をして、

「あさちゃん、宇宙人好きだよね」

と言わしめたのには、この作品も恐らくその要因の一翼を担っているのだろう。
因みにアサノさんは、そのだーつーさんの指摘に対しては、「そーだっけ? え、なんで?」と、いまいちピンとは来ていないのだが。

というワケなので、この作品の主な題材は「うちゅ〜じん」「UFO」なのだ。また、他にも「ロゲイニング」やら「お化けが見える人」やらもネタに挙がっていたりしているけれども、それらは結構実話に基づいていることを言っておこうじゃないの。

「ロゲイニング」は別として、なんだか怪しげな事物がモリモリではあるものの、とは言ってもアサノさん自体には全く霊感は無い。
二十代前半に働いていた六本木の飲み屋さんのビルが元は墓場だった為に、地下に在ったそのお店では、しょっちゅう多くの方々が

「見てはいけないモノ」

を見てしまっていても、じぇーんじぇん何一つ目にしたことは無かったし、閉店後には平気で店内でグースカ惰眠を貪っていても恐ろしい目にはあったことも無いのだからして、はい。

ただ、良くノミには襲われたけどね。

ドラマの中でアサノさん演じる落合の、「スピリチュアル系、ぜんっぜん無いね」という科白は、まんまアサノさんに通じるところではあるのだ。

しかしながら、そんなアサノさんの周囲にもチラホラおかしな御仁がいらっしゃったワケで、これまでの経験というか、人様から与えられた実体験をウマウマと応用して寄せ集めてみたのである。

でも、「UFO」のくだりはアサノさんご本人のお話だけどね。(ニコニコ)


さて、『SOMEDAY MY NEIGHBOR WILL COME』の撮影時の雑談で、ドラシネスクール運営の裏の人及び、作品監修の担当である加藤智久さんから提案されたことがあった。

「あてがき」である。

ちゃうよ。「宛書」じゃないよ。「当て書き」ね。


あて‐がき【当て書(き)】
[名](スル)演劇や映画などで、その役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと。

(続く)

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