見出し画像

Rambling Noise Vol.34 「メルマガナイトへGo ahead! その22」

と、前回はついついなんだか思わせぶりな終わり方をしてしまったものの、其の実はどうということもござんせん。

「メルマガナイトへGo ahead! その1」に戻るだけと言うね。

それではどうぞ。

はい。

クリキャロに注力しまくりだったアサノさんは、そういえば、他に絡み続けているHIUネタってメルマガくらいじゃーん? と気づき、ま、そろそろミソギも済んでいるだろうと勝手に決めつけ、舞台が終わったら執筆しますから混ぜてちょーだいと、2020年1月26日に初めてメルマガナイトに参加したのであった。

メルマガナイトは、その名に反して、案外とメルマガの書き方なんてことはあんまり主題にはならず、HIUネタがまぁまぁメインだったりするので、HIUについて詳しく知りたいなぁという方の参加もオススメなのよ。

さぁさ、一日体験ライター、カモン!!(レッドスネーク?)


で、初参加したメルマガナイトで、遠慮もナンもなく飲み食いして、ミュージカル「HIU版 クリスマスキャロル」の進捗具合なんかの話をしていたアサノさんに、同席していた参加者の誰かが言ったのね(誰だっけ?)。
それは、「今やってる、クリキャロの舞台の裏側をメルマガに書けばいいじゃん」的なことだったのでした。

なるほどね。
と、アサノさんは思ったんだけど、その頃はとにかく暇さえあれば移動中でもなんでも台本の空読みに時間を費やしていたので、稽古を始めた2019年11月から舞台本番までの間は、書物を持ち歩くことも、書き物をするいとまもアサノさんは持ち合わせていなかった。

そして、2020年2月2日のホリエモン万博での、HIU版 クリキャロの本番を終えたアサノさんは、それからきっかり二週間は腑抜けっていた。

もう抜け殻ったら、からっから。

なんちゃらロスってヤツですね。
舞台は終わったってぇのに、街を歩けば、油断すると青年スクルージの台詞が口をつく、という有様だったのもご愛嬌。

やがて、腑抜け普段通りの間抜けくらいまでには回復してきた頃合いに、アサノさんは、さてさて、例の原稿をどうしようかと考え出した。

「いつまでもHIU版 クリキャロに固執してやがる、と思われるのもなんだしなぁ」

と、若干の躊躇もしたのだけれど、青年スクルージという主役級の役柄を演じただけあって、アサノさんが稽古をサボったのは、自主トレ回を含めて二回くらいだけだったし、それだけでなくプロジェクト自体の中枢にどっかんと居座っていたのだから、裏側を最も把握しているワケであって、そうよね、執筆するのに最適なのが自分ってことよね、と改めて思ったのでありました。

新型コロナ到来で、そんなことはどっかに吹っ飛んでしまった世の中になってしまったけど、「演劇の民主化」、「素人演劇に革命を起こす」なんて謳い文句で活動した舞台の記録を残すのも、なんかの役に立つかも、なんてことも思った。

そういうことで、アサノさんはHIUのクリキャロプロジェクトのスレやスケジュール記録を基に、iPhoneのメモにツラツラと文章を起こし始めた。

(続く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?