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Rambling Noise Vol.107 「SOMEDAY MY NEIGHBOR WILL COME その1」

うん、長い、長いね、『nice fright』。
とても五分間程度のストーリではない。


こりゃー仕方がないと、すっぱりと映像化を諦めたアサノさんの次なる行動は?

ほいじゃま、『nice fright』に続いて、調子コイて手を付けていた二作目『SOMEDAY MY NEIGHBOR WILL COME』の映像化でいってみよう。
で、スタッフとキャストは?
これはアサノさんだけで探すのは無理なので、『ドラマチック×シネマチックスクール』のFacebookグループ上で公募となる。
スクール生が何人か演者として手を挙げてくれたので、ま、ともかく採用、というかお願いしてみることにした。

スタッフについては、今回Zoom上で撮影するのでカメラマンとか照明さんとかは不要である。必要なのは演出と編集だけなのだが、特にどなたからも「ハイ、ハーイ」とお声が上がらなかったので、ほんならこの際アンサンガオヤンナサイということで、アサノさんがお務めすることになってしまった。

因みに、本作ではアサノさんは脚本、演出のみで、本来は出演する気は無かったのだが、撮影日のスケジュールが急に都合が悪くなってしまった人がお一人いらっしゃったので、おっとり刀よろしくご出演と相成ったのであった。
2020年10月27日、Zoom上に出演者と他数名が集いまして、読み合わせ、そして撮影でございます。

取り敢えず皆さんに任せて演技して貰ってみて、ちょこちょこ「こんな感じ、こうこう」ってな風に演技指導してみるも、狙っているものとなんか違う。
そうこうしている内に、段々と何が正解かよう判らん状態に陥っていくアサノさん。
仕方がない。その場で考え付く限りでの最善のものを撮影しておいて、あとは編集しながら考えるしかないわ。
結局、2時間近く掛かってしまったZoom撮影。皆さん、ありがとう。

早速、編集作業を開始。
科白のミスなんかもあってテイクもそれなりに多く、あっちの良いトコ、こっちのコレとピックアップして繋げていたら結構細かい作業になり、編集にあらまっと14時間も掛かってしまった。

これはこの後も幾度か感じることになるのだが、実際に映像を繋いでみると、構想時や撮影時に頭にあったプランとはちょっと違う感じの演技がハマることがあったりするもので、これがまた、あれや〜これや〜とぐじゃぐじゃになる要因となったのだ。とほほ。

(続く)

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