自分を愛して愛しすぎることはない
精神保健福祉士の資格をとるために通っていた専門学校で、ある先生が言ったことがずっと心に残っています。なんなら当時の授業ノートにもメモってある。
それは、「自分を愛するのに根拠はいらない。自己愛は高ければ高いほうがいい」という言葉です。
今でこそ「自分を大切に」「Love Myself」などと言われておりますが、日本じゃ「私は私のことがだいすき!」っておおっぴらには言えない空気がありますよね。なんだろう、即ナルシスト認定されるというか。
でも、自分のことが好きで、いったい何が悪いのか。
私が昔、すごく好きで繰り返し愛読していた漫画に藤井みほな『GALS!』っていう少女漫画があるんですけど、それに出てくる主人公・寿蘭ちゃんのセリフがとても印象に残っておりまして。
た、たしかに〜!
と当時たぶん小学生だった私は思いました。
ちなみに『GALS!』には続編があって、高校生だった蘭ちゃんたちが卒業したあとの話『GALS!!』も5巻完結で漫画があるので、当時ギャル魂にやられた同志の方はぜひチェックしてみてください。
改めて読むと、蘭ちゃん名言多いよなぁ〜。私なんぞは素直に元気をもらえます。
他人からの評価なんていかようにも上下しうるので、自己評価が高いというのは人生を前向きに生きる上でけっこう重要な要素だと思うのですよね。
自分といちばん長くお付き合いしていくのは自分自身なのだし。
自分を好きでいるということ自体は、周りに何ら迷惑をかけることでもありませんしね。
そうは言ってもなかなか自分を好きになれない人が多いのかもしれません。
自分を好きになるにはどうしたらいいかというと、自分が好きな自分になる、理想や憧れに近づく、というのもひとつですが、それだと労力や時間がかかると思うので、手っ取り早いのはもう今の、そのままの自分を好きになること。今の自分を時には認め、時には受け入れ、時には許してあげること。
自分の価値も幸せも、自分で決める。
それでこそ自分の人生を生きるということなのでは、と思う。
なーんて偉そうに言っている私も、それができない日もあります。そんな時は前述したような、漫画やラジオや歌や本にエネルギーをもらいながら生きています。
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