そのパーツがきっと好きだったのだろう

今回は中学生時代の話でもしていこうかと思います。

いつもの事ですが、記憶が強めに残っている部分だけ。

※今回は性の表現は含まれていません。

※その点をご理解の上、読んでいただけるとありがたいです。





小学生の頃に興味のあった男子とは・・・、同じクラスだった時があったかどうかもちょっとうろ覚えだ。それぐらい中学生の頃の私は、あまり良い記憶がないのだ。

色々な事があったり(詳細は秘密)、勉強についていけなくなったり、元々体育が苦手だったがますます嫌いになる出来事がいくつかあったり。。。そんな、時代だったと記憶している。

そういえば、その体育が嫌いになる原因の1つがあの男子の一言だった記憶がある。ということは1年生の時は同じクラスだったのか。

体育と言えばもちろん体を動かす授業だ。運動が苦手な私は大きな怪我さえしなかったが、思うように動けない人間だったので体育というものが大嫌いになっていた。失敗したりおどおどしたりしていると、何で出来ないんだろうという目に晒され、笑われたり馬鹿にされたりすることもあった。何よりチーム戦など争うようになれば必ず足を引っ張る。運動音痴に競うなんてものは、苦痛以外の何物でもなかった。

そして夏になれば、当然気温も高くなってくる。そうすると、半袖半ズボンで授業を受けなければいけない、というルールが課せられてきた。

私自身、背はそんなに高くはない。クラスの男子だけで並べば中間ぐらいだった。そして何より私が気にしていたのは身長ではなく体型だ。

小学生の頃から変わらず色白で細いのだ。

人は他人のことを太っていればと太いと言い、瘦せていると細いだの何だの言う。細いと言われるのはいつもの事だから、嫌な気持ちはいつもあったが、どうにもならないので半ば諦めていたと思う。

それも半袖とかになりたくない理由の1つではあったが、もう1つある。

あの男子に言われたことがきっかけだ。

「お前意外とすね毛濃いな」

それを言われたとき、凄く嫌な気持ちになったのを覚えている。

そういう本人は私より色白で、すね毛は確かに薄い。

色が白いとどうしても毛は目立つ。少し日焼けとかしていたらそうでもなかったのかも知れない。だが私は、運動嫌いな上にコンプレックスの塊である細身の色白肌を出して日焼けをするような行動をとるだろうか?

色白で毛深くて細い。私が特に気にしていることだった。男子で年頃なのだから、そんな事気にしない方が多いと思う。だが余程ショックを受けてしまったのだろう。勝手な片思いだが、気にしている男子だったからかもしれない。

そんな出来事があって以降、私は体育が大嫌いになり休むようになった。

参加はしなくても強制的に半袖半ズボンにはさせられた、けど遠目に座っているだけなので人からはジロジロ見られなくて済む。

ズル休みだ何だと言われるのもあり嫌な気持ちはあったが、それでもこの選択の方が気が楽だった。それほどまでに気にしていたのだ。

本当に嫌な中学生時代だった。特に酷く記憶に残っている。

酷い記憶が残っているこの時期でも、やはり男子の事筋肉に関しての興味が薄れることは無かった。中学生になると普段は制服姿で授業を受け、運動するときや午後以降は運動着に更衣室で着替えていた。

この年頃の男子は、筋肉質になってきたり腹筋が割れている人が多くなってきたりする。更衣室だとどうしても素肌を目にする場面が多くなる。大体の男子ならそんな事、何も気に留めることは無いだろう。多少、自分は太っているとか腹筋割れてないなとかは気にするかもしれないが。

私の場合はどうしても、気にしてしまう筋肉のパーツがあり、それを見ずにはいられなかった。腕の筋肉だったり、背中の筋肉だったり、腹筋だったり。男子なら誰でも良いという訳ではなく、鍛えている筋肉なら何でも良いという訳でもなかった。興味を惹かれる何かがあったのだろう。自分なりに美しく思える筋肉の付き方とか、形とかがあったのかもしれない。

小学生の頃とは違い、気になる部分も少しずつ変わっていた。

ただ1つ言えるのは、興味があったのは男子のことだけだということ。

それだけは何も変わっていない。小学生の頃からずっと。


次の記事は中学生時代の性の話でもしようかと思います。

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