【#2】日本語の授業@オアハカ

みなさんこんにちは。まさです。日本語の授業まとめレポの第二回。今日は第2週目を文字化していきます。

1.前回のまとめ

2.ひらがな・カタカナ続き

3.簡単な語彙

4.数字

5.登場人物紹介

6.国・人・言葉

各項目の内容を詳し目にみていきます。

1.前回のまとめ

僕の考案で、前回の内容が理解できたかを簡単に判断するために、小テストをやることにした。メキシコには毎回小テストをやる習慣がないらしい。できなかった生徒にも「次はできるように復習しよう」「こんなにできる人もいるんだ」などと思ってもらえるように、できた人には「このレベルはできるんだな」「この復習の仕方であってるんだ」などと、勉強の指針にもなってもらえたらなあ。教師側も生徒のだいたいの理解度復習度が、だんだんとわかってくるんじゃないか。と思う。

今回のテストは、ひらがな・カタカナを1つずつ僕が言って、生徒に書き取ってもらう形式。ひらがな5問。カタカナ5問。出来はそこそこ。あいうえお表を見ても良いという設定にしたわりにできてなかったかな。最初のうちはあいうえお表を見ながら、ちょっとずつスピードをあげていってもらえれば。

感想としては、3クラス計50人もいると初期の実力もバラバラ。ある程度文字わかるよって人から、全然わかんないし…って人まで。わかんない人には個別にゆっくり教えてあげたい。


2.ひらがな・カタカナ続き

前回は「あ」から「ん」までだったので、今回は「が」~「りょ」まで。さらに、ウィ・ドゥとかのもともと日本語になかった音の説明もする。その後、それらを見ながら、生徒たちに自分の名前を書いてもらった。例えば、「Alejandro」という名前の場合、「A/le/ja/n/d/ro」と分解する。次に「A」は「ア」と、「n」は「ン」とあいうえお表にあるものは対応させていく。ただあいうえお表にない「Le」の音は「Re」と変換して「レ」と書いてもらう。また「d」単体はカタカナにできないので、「o」を補って「ド」としてもらう。すると「アレハンドロ」というカタカナができる。

この説明は、超難しいので、結局個別に見て回って教えてあげた。想像以上に受けが良くなかった。もっと「自分の名前を書く」と習いたい言語で書くということに感動みたいなものがあるんじゃないかと期待してしまった自分がいた。

3.簡単な語彙

次に、教科書「みんなの日本語」のボキャブラリーをみんなで学習した。まず、各単語の横に「ローマ字」を振ってもらって読み方を確認してもらう。その後、音源をきいてもらって、発音を確認し、あとに続いて発音してもらう。その後各単語の意味をスペイン語で説明する。

「くん」「ちゃん」を説明するとき、「様」「親方」はどういうときに使うのか?などの質問がでた。説明が主なので、生徒の反応は特になかった。ブラジルエアー(教科書内の企業名)の発音が難しそうだった。

まず各章に出てくる単語を学習するというのが、やり方のようだった。これは先生ごとに色が出るところだと思うが、たぶんこの先もずっとこうだと思う。ただ量が多い上に「あんま重要じゃない」と感じるものもあるので、そこはあらかじめ取捨選択して説明してもいいかもしれない。が音源的にも厳しいので、今後相談するかも。個人的に単語暗記偏重型の語学の授業が好みじゃないので、ちょっと難しい。最初に音源聞いてもらって、その音にそってローマ字で書いた方が早いかな?

4.数字

1~10までの数字を学習。さらに漢数字も一緒に学習。

「きゅう」と「じゅう」の発音が難しそう。4には「よん」と「し」7には「なな」と「しち」、9には「きゅう」と「く」みたいに複数の読み方があるという説明はいまいち響かなかったっぽい。

日本語教え始めてから気づいたが、日本語の数字は本当に面倒。上で書いたようにいくつも読み方変わるし、11歳は「じゅういちさい」じゃなくて「じゅういっさい」だし。有名な話だけど、個、本、羽、杯、つなどいっぱいあるし。頭が痛い話だ。

5.登場人物紹介

教科書にでてくる人物紹介。

出来る子がすぐ答えを言ってしまうので、できない子が置いてかれがちだった。教室をまわって教えてあげる努力はしようとした。

ワットさんを教えたときにはじめて、「っ」を教えてないことに気が付いた。

6.国・人・言葉

「アメリカ・アメリカ人・英語」みたいなのがバーッと乗ってる表があったので、それを一つ一つ確認した。

約20個くらいの項目があって絶対しんどかっただろうに、生徒たちは結構しっかりついてきてくれた印象。

カタカナを読む練習にはなったけど、別にフィリンピンの言葉はフィリピノ語って日本語では表記する。みたいな説明は初期の初期では不要な気がする。

ここまで約2000文字。まだ、どういう状況で授業してるのかとか説明すらできてない。近いうちにぜひ書きたい。

そんな中最後まで読んでくれた方ありがとうございました。

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