仕事は楽しいかね?【書評】
著者:デイル・ドーデン 出版:きこ書房
この本をオススメしたい人
仕事がちょっと面白くないんだけどと思っている人。物語が好きな人。
本の概要
サラリーマンの主人公が、空港で出逢った実業家の老人と会話をしながら、仕事とは何かを考える物語。
本の感想
『 試してみることに失敗はない 』試すことは簡単だが、変えるのは難しい。
試してみて、ダメでも作戦を練り直して、また試してみて成功すれば、失敗してないってことですね。
じゃんじゃん、PDCAしていこーよってことですね。やる前にあきらめてはいけません。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)
『あきらめたら、そこで試合終了ですよ』ね。
『 たったひとつの目標は、毎日違う自分になること。これは、“試すこと”をし続けなければならないということ。』
いろいろなことにチャレンジし続けて、何かつかめればいいですよね、ひとつでもいいと思います。
何もせずに「出来ない」っていうとは、カッコ悪いと私は思っているので、チャレンジは大切にしています。
明らかに危険なこととか、無謀なことはしてはいけないです。命や、こころを削ってまですることは、チャレンジとはいいません。
アイデアをいっぱい持つこと。ありとあらゆることをやってみること。明日は今日とは違う自分になること。
昨日より、ちょっとだけ今日のほうが成長できてたら、はなまるです。
明日は、今日とはまた違う自分になってるはずです。
ホーソン効果
ホーソンの実験に関するレポート。実験に参加しているというだけで、業績が上がる。
自分達は実験の重要な要素なんだ、というだけで業績が上がるということ。
もともとの、実験の目的は違うことだったみたいですが、『 自分達は実験の重要な要素なんだ、というだけで業績が上がる 』とは面白い結果です。
チームで結果を出したかったら、実験だとか、研究だといって、メンバーに実験の要素として参加してもらえば、業績があがるってことですよね。
ちょっと試してみたいです。そんなに違うのでしょうか。
おわりに
物語風なので、2時間弱でさらっと読めました。ビジネス書を読むのは抵抗のある人も、読める作品だと思います。
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