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短大卒からのMBA主席卒業までの道のり③ エッセイ編 1
言うまでもなく、私よりも優秀な人は世の中に沢山いる。
そして、MBA取得者が秀でているわけでも、首席が偉いわけでも、ましてや短大卒がダメなわけなんて全っ然ない。
けれど、どノーマルな人生から社会人大学院生になって、そして主席卒業と、10年前の私が聞いたら驚くような人生展開があったのも事実なのです。
前記事はこちら👇
WBS入試基本概要
WBSへの単願を決めた後は、心は一直線でした。
1年後の自分が早稲田大学のキャンパスに通っていることを想像して何度胸をときめかせたことか…。
ただ、心境としては期待よりも不安が大きく上回っていました。なぜなら志望している1年制総合はの募集人数は20名、、!少ない😭
こんな私が紛れ込むことができるのだろうかと、幾度となく心が折れそうになっていました。
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入学試験の種類は[一般入試][企業派遣入試][事業継承者入試]の3パターンありますが、もちろん私は一般入試です。
入学後に分かりましたが、私が進学した1年制総合はほとんどが企業派遣の方々で、私のような一般入試での入学者は少数派でした。皆さん将来を期待されて、企業から派遣されてきただけあって、本当に素晴らしいメンバーでした。
秋募集に合わせて7月の終わり頃から出願用の書類を集めたり、エッセイ作成の準備を進めていました。
入試対策にかけた時間は私は人一倍長かったように思います。同級生達は1ヶ月前くらいから準備してたと言ってたな。入試対策の予備校に数日通ってた人も多かったみたい。←存在知らなかった笑
まずは書類選考に通らなければと、エッセイ作成に全力投球しました⚾️
エッセイ書くぞ!
出願時に一緒に提出するエッセイは3種類✏️
① これまでの実務経験の中で成し遂げたこと、担当業務(職務、職責、業務)に関する詳細説明(1000字)
② あなたのキャリアゴールを具体的に設定してください。それをどのように達成しますか? 当研究科における学習・研究がその中でどのような意味を持ちますか?(500字)
③ 当研究科におけるあなたの志望プログラムへの期待と入学後に予定している研究テーマと課題と仮説 (1000字)
まずは徹底的に自己分析から始めました。
社会人になってから、ここまで深く自分について考えた事が無かったので、入試対策という文脈以外でも大変貴重な時間になりました。
自己分析方法は様々ですが、私は自分に対してとことんWHYを投げかけ続ける方法で行いました。
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私は前職で外資IT企業でのトレーナーとして活動しており、社内外のスタッフに向けて、製品知識やマインドセットを教えたり、社内スタッフに対して会社のバリューを伝えるのを生業としておりました。
私は自らの経験から、組織と社員個人の存在意義(パーパス)や目指すべきこと(ビジョン)に重なりが多ければ多いほど、その社員のパフォーマンスや幸福度は高まると強く信じています。
さらに、その重なりが多い社員が多ければ多いほど、強い組織になる、との信念も持っています。
これらの自己分析から、私のこれからの人生のフィールドは、インターナルブランディングやカルチャー作りなどを通して、VUCAの世の中でも持続可能な組織を作ること、と自分の情熱を注げる未来をより具体化することができました。
ここまで自己分析を行うと、①これまでの経験、②キャリアゴールは自然に書き始められます。
コンテンツは揃っているので、あとはどれだけ分かりやすく・論理的に文章を書けるのか、ということに注力して何度も書き直しを行いました。
500文字、1000文字って多いようでとっても少ない!
溢れる想いが、あっという間に文字数を超えさせてしまいます。
いかに少ない文字数で伝えたいことを伝えられるかという視点で添削を繰り返していました。
③ 研究科に対する期待と研究テーマを策定するのに私は一番時間を費やしました。研究テーマを考えるのが本当に難しかったです。
これまでの学びが「受動的」だったのに対し、突如「能動的」になった感覚です。
エッセイや小論文対策として書籍を何冊か購入しましたが、研究計画書の書き方についての本は何度も読み返して参考にさせていただきました。
※購入した本は記事文末にまとめてリンク貼っておきます。
書きながら意識したことは以下ポイントです。
キャリアゴールとプログラムとの繋がり
キャリアゴールと研究テーマのつ繋がり
これまでの経験と研究テーマの繋がり
研究テーマの中で何を発見したいのか
そのテーマで研究することが社会にとってなぜ重要なのか
こちらに関しても何度も何度も添削して書き直した記憶があります。
💡余談ですが、入学後の研究テーマはエッセイに書いた内容とは異なるものになりました。自分のキャリアゴールにつながることに関しては変わりませんが、達成のためのアプローチを変えています。
私はそれもそれで良いと思っています。
エッセイを書くときには、真剣に自分自身と向き合うことは当たり前なのですが、入学後に内容が変わっても全く問題は無いので、根詰めすぎずに書くのが良いと思っています。
何度も添削
夜書いた手紙やメールの文章を翌日の朝読んで「なんでこんなこと書いてしまったんだろう…」と恥ずかしい思いをしたことは誰だってあるはずです。
エッセイも同じ!なはず!
自分で書いたものを時間や日をおいて読み返すと「あれ?なんか違うぞ?」や「ここの説得力弱くないか?」「文章が稚拙だな」など見つけることができます。
また、一人称を自分ではなくもし自分がこのエッセイを読む大学院側の人物だったらと置き換えて、目線を変えて読んでみることも効果的です。
また、自分だけではなく、尊敬できる方々にも読んでいただき、内容をブラッシュアップさせていくことができました。
💡添削を依頼するときには、どのようなフィードバックが欲しいかを明確に伝えておくと、より効果的ですし、添削する方にとってもやりやすいです。
論理的に破綻しているところは?
私の情熱がしっかり伝わるか?
意地悪な視点でツッコミはあるか?
日本語がおかしいところは?
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このようなプロセスを経て作られた私のエッセイは、自分の中では最高傑作で、これ以上のものはないと思える文章が書けました👏🏻
実際の出来は定かではないですが、そう思えるほど、考えて考えて考えて自分の気持ちをエッセイにまとめられたことがとても重要だったと考えています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます💗
次回の記事では、私が書いたエッセイの内容構成についてまとめますね!
[エッセイ・小論文対策の参考書]
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