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短大卒からのMBA主席卒業までの道のり② 大学生活と大学院選び

言うまでもなく、私よりも優秀な人は世の中に沢山いる。
そして、MBA取得者が秀でているわけでも、首席が偉いわけでも、ましてや短大卒がダメなわけなんて全っ然ない。

けれど、どノーマルな人生から社会人大学院生になって、そして主席卒業と、10年前の私が聞いたら驚くような人生展開があったのも事実。

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粛々と大学生活

大学院で学ぶことを自分の夢に据えたものの、そもそも私には資格がないっ!(短大卒)

そこで、まずは急いで通信教育課程のある産業能率大学への出願。思い立ったのが出願締切の1ヶ月程前で、急いで様々な書類をかき集めたのを覚えています。

そして無事入学資格を獲得し、2018年春に社会人大学生となったのです。

大学での学び方は
① 履修した科目のテキストが送られてくる
② テキストで学び、期日までにリポートを返送
③ 合格点を取った科目は、試験を受ける
を中心に、土日にはスクーリングを定期的に行なって単位を取得していく。

通信制大学での単位取得方法

よく「働きながら勉強・リポート大変だねー!」と言われていたのですが、元々読書フリークだったので、本を読んで学ぶことには全く抵抗なく、夢に向かって楽しみながら過ごしていました。

今考えると、ビジネスの基礎知識が無かった私がその後、経営専攻大学院に合格できたのは、この期間の学びがとても役に立ってたと思います📍


大学院の選び方

さて、大学院に通うという大きな夢を掲げた後は、進学すべき大学院を決めるというフェイズに入ります。
ここから書く内容はあくまでも私の判断基準であり、全てが正しい訳ではありませんのでご了承を🙏

大学院の選ぶ基準はいくつかあると思います。

  • 尊敬する教授の有無

  • 学びたい科目の有無

  • 立地 (国内か海外か)

  • 時間帯 (夜間か日中か)

  • プログラムの期間 (1年か2年か)

まず私にとって揺るがないことはビジネスについて学ぶことだったので、経営学部の大学院であることは絶対的なこと。
そこから取捨選択を行なっていきました。


国内か海外か…

何も考えずにどちらで学びたいかと問われれば、今でも「絶対海外!」と答えます。
(今から海外MBA取りに行きたい気持ちも全然ある)

世界中から集まった同じ志を持った人達との出会いや、人脈作り、何よりグローバルMBAのブランド力は、残念ながら国内MBAよりも上回っていると思います。

考えるだけで興奮する🫣💓

ただ、でも、私には海外に行くという選択肢はありませんでした。
とても実利的ですが、

  • 学費(+生活費)が桁違い。国内MBAの場合300万円前後に対し、海外有名大学MBAの場合1,000万円以上はかかる。もちろんそれ以上の価値があるのは充分理解した上で、当時の私にとっては1,000万円を自己投資するのは難しい状況でした。

  • 夫との生活。MBA取得を目指し始める1年ほど前に入籍。単身海外という可能性もありますが、私の中ではその選択肢はなく、とはいえ夫に仕事を辞めてもらうことも考えてなく、海外生活を夢見つつも、今のタイミングではないと判断しました。

  • 語学力の問題。日常生活レベルでの英語は扱うことができましたが、学生同士のディスカッションや、自分の意見を正しく周囲に伝えるための語学力は不足していました。とにかく私は学ぶことに全集中したかったので、自分の得意な言語で学ぶ方に重きを置きました。

このような理由をもとに、私は進学先を国内に決めました。


国内MBAどこで学ぶ?

MBAとひとことでで言っても千差万別。
MBAホルダーかどうかではなく、MBAをどこで取得したのかに重きがおかれます。
私が当時、何人かの企業トップや採用担当者に話を聞いたところ、国内であれば早稲田大学一橋大学慶應義塾大学が信頼性が高いという意見を頂くことができました。
(数年前の話ですし、アサミ調べなので、異論がある方がいましたら悪しからず)

さあ、だんだん絞れてきました🙌🏻

そして私の中でプログラムの期間も重要でした。大学から通い始めなければいけない私は、最速でも大学院入学は34歳。できるだけ早く社会に貢献したいという思いが強く、当時一年制のプログラムがあった早稲田大学経営管理研究科(WBS)と一橋ビジネススクール(HUB)の2択となりました。

プログラムの期間については、卒業後の今となっては2年にしておけば良かったかな〜と思うこともあります。卒業(MBA取得)を目的とするか、学びや深い研究を目的とするのかで変わってくる部分かも。

両大学院とも大変魅力的な点はありましたが、最終的に私は早稲田大学大学院経営管理研究科 1年制総合(全日)を志望することに決めました。

  • 実務家の教授が多い。私はアカデミックな学びより、より実践的な知見を得たかったので、実務家の方々から直接学べる環境を選びました。

  • 全日制で集中して学ぶ。仕事を続けながら夜間に学ぶ選択肢もありましたが、当時の私の仕事は出張が多く、仕事と通学を両立することが難しいと思いました。また、せっかく学べるのであれば100%集中したいという思いが強く、大学院に入学することができたら、仕事は辞めるということは早いタイミングで決めていました。

大学院入学後に同級生にも「なぜWBS?」と聞いてみたところ、特定の方の名前を挙げ、「その教授から学びたいから!」「その教授のゼミに入りたいから!」という声が多かったです。みんな意識高い!
あとは、知人がWBSに通ってておすすめされたなどの理由もいましたよ。

私もWBSは心からおすすめします!
もちろん他の大学院は通ってないので、比較はできないですが…笑
教授の魅力や多様性のある科目もとても面白かったです。
おすすめの科目についてはまた別の記事で書かせていただきます。


夢から目標へ

2018年〜2020年で大学に通い、卒業と同時にWBS 1年制総合に入学する!

とにかく私はこのように、「大学院で学ぶ!」という抽象的な夢から、具体的な目標に切り替えていくことができました。自分の未来の輪郭がどんどん鮮明になっていったのを覚えています。

夢の実現までの第一歩

WBSの入試は秋募集と冬募集の2段階募集のため、私は2020年の入学に備えて、私は2019年の秋募集にチャレンジすることを決めました✊

最後まで読んでくださり、ありがとうございます🤍
どのようにWBS入学に備えたのか、試験対策については次の記事にまとめていますので、良ければご覧ください。

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