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軸を考えるときのTIPS~「やりたいこと」がわからないあなたへ~

こんにちは。ミライフのあさみんです。

「やりたいことがわからない」
「自分がどうなりたいのかわからない」
「キャリアビジョンが描けない」

転職のご相談に乗っていると、こんな相談をよく受けます。

そのためには、何よりも、まずは軸を定めることが大事なのですが、その考え方をご紹介したいと思います。

なぜ「軸」を定めることが大事なのか?

自分の中に基準となる「軸」がなければ、やりたいことが生まれるはずも、選べるはずもない。
問題の本質は「外」ではなく、君の「内側」にあるのだ。

森岡毅さん著『苦しかった時の話をしようか』

やりたいことが見つけるためには、まずは自分自身を知ることが何よりも大事です。ただ、なぜそれが大事なのか、就活をしていた頃の私にはわかりませんでした。

なぜ「軸」を定めるのが大事なのでしょうか?

数ある企業をすべて見て、体験して決めることは不可能です。
だからこそ、転職先、就職先からではなく、まずは自分の内面に問う、という地点から始める。この順番が大事なポイントです。

引用元 https://globis.jp/article/6547

また、『働き方の哲学』の著者、村山昇さんも、キャリアを表層ではなく、腹の底から考えてほしい、と、下記のように記述されています。

「変化の激しい時代、10年後はどんな部署・会社に移っているかわかりませんが、そうした外的環境の変化を超えて、内側に持ち続けたい軸は何ですか、大切にしたい価値観は何ですか。

「そうした軸を貫き、価値を満たすために必要な能力はどんなものですか。また、今の職場環境はそれに適していますか。今の働き方がフィットしていますか。」

村山昇さん著『働き方の哲学』

上記が、就活時、転職時、「自己分析」が大事と言われている理由です。
ではどのように自分の「軸」を定めていくのが良いのでしょうか?

ライフラインを書いてみる

縦軸に充実度、横軸に時間軸をとって、転機になった出来事についてライフラインを書いてみてください。
そこから、特に自分の価値観に影響を与えた出来事を抽出します。
その出来事がなぜ印象的だったかを深ぼると、そこからご自身が、どんな価値観を重要視したいかが見えてきます。

↑手書きがおススメですが、誰かに共有したい場合は、こんなサイトもおすすめです。


「言語化」は難しくても、「選ぶ」ことで軸は見えてくる

一方で、名前のないところから言語化することに難しさを感じる方もいると思います。
そんな時におススメなのは、フレームワークを用いることです。
考えることは難しいけど、既にある選択肢の中から、「選ぶ」ことや、「細かく分けて考える」ことでありたい姿は見えてきます。

下記、いくつか参考になるフレームをご紹介します。

①Wevox values card
自分の大事にしたい価値観を言語化できるカードゲームです。
オンラインであれば無料で実施が可能です。
複数人で会話しながらやるのがおススメですが、お一人でも。

②「社会目的」「コト」「ヒト・環境」の3つの軸に分けて考えてみる
ライフラインチャートで印象的に感じられた事項をもとに、上記3つの軸から考えることもおススメです。

「社会目的志向」ー「誰の」「どんな社会課題に」「どのように」役に立ちたいかを言語化してみる
「コト志向」ー「やりたいコト」「自分が得たいコト」に向き合ってみる
「ヒト・環境志向」ー「誰と働くか」だけでなく、「どんなカルチャー」「どんなバリュー」を重視する職場で働くかを考える。

どれか一つのインパクトが大事な方もいますし、複合的に大事にしたい要素がある方もいると思います。それがご自身の軸になっていきます。

※徳谷智史さん著『キャリアづくりの教科書』の第2章 「自分自身を言語化する」という章に詳しく記載があります。
                  参考:『キャリアづくりの教科書』

フレームに当てはめることで、よりクリアにイメージできるようになっていくと思います。

最後に

軸は、変わっていってもよいと思います。
いまこの時点での「軸」を仮でも、ぜひ考えてみてくださいね!

もし悩んだ時は、ミライフが9月から開講するミライフキャリアデザインも「軸」を考える上ではとってもおススメです。

また、ミライフのキャリア相談でもみなさんの軸相談いつでも承っております^^お気軽にお問い合わせくださいね!

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