見出し画像

日記47 本屋充📚️

6月30日

本読み友達が増えてから”独立系書店”という、いわゆる個人経営店によく行くようになった。

選書や棚並びで、そのお店や店主さんの個性が見えるのが良い。

そして、店員さんたちと本の話をして、おすすめしてもらったものを買って帰るのも楽しみ。

こういった本屋さんは、古書のコーナーやギャラリー、カフェもやっていたりするので自分の好きな本を持ち込んでゆっくり過ごすこともできる。

表参道へ定期的に行くことがあり、散歩しているうちに偶然見つけたのが

『麓覺堂書店』(ろっかくどうしょてん)

という古書やアンティーク雑貨を売るお店。

店主の進藤さんは元々骨董品を扱うプロで、あと飲食店もやっていたらしい…マルチ!

お客さんは私だけだったし、本を眺めているうちに椅子に座ってゆっくり店主さんの身の上話を聞くことに。
こういうのは楽しくて好きだったりする。

お皿の選び方を教えてもらったので、アンティーク小皿を買って帰った。

こういう書斎を作りたい👐✨
✨谷崎潤一郎あるの最高✨


7月1日

インストラクターに行ってる吹奏楽部の指導。

この日はなんと停電で業者作業が入っていた!!

クーラーも使えなかったし(暑かったよ💦)、もちろんパソコンも使えなかったので、部活のあとにやろうと予定していた授業関係の作業もできない、

じゃあ午後から仕事しないで遊ぼ!✌️となって

『冒険研究所書店』

さんへ。小田急線桜ヶ丘駅にある独立系本屋さん。

このお店にまつわる本を先に読んでたよ

ここは以前、本のイベントでブースに寄ったことがある。

中に入ると結構お客さんがいたので、ひっそり棚を見る。
ひっそりと言っても私は全部の棚をくまなく見るタイプだし、しかもそのときは楽器を背負っていたので結局目立つ(笑)

荷物置いていいですよ〜と言ってもらって(地味に重いんだよねありがたや🥺!)

それをきっかけに店主の荻田泰永さんと話す。

たしか、私が小説が好きなこととかトルストイが好きなことを言ったら

奈倉有里さんの『夕暮れに夜明けの歌を』を薦めてもらう。

恥ずかしながら全く知らない本で、せっかく選んでいただいたし…と気軽に購入したのだが

まさかのこれが私の2023年ベスト1本(上半期現在)になろうとは、このときは予想もしていなかった…!

これだよ!みんな読んで🔥
表紙からだと中身が想像しにくいんだけど良いから🥳✨

逢坂冬馬さんのお姉さんだよ!

わずかな会話しかしてないのにこの本をチョイスしてくれたの感謝しかないし、
天才か…?!これだから個人経営本屋だいすき…!と思いました!🥺✨💕

ちなみに荻田さんは本屋ですが北極冒険家です。
本屋さんやる人は他のプロフェッショナルでもある人が多いの…?🥺

そして、このタイミングでキュート❣️に復刊したイブン・バットゥーダの『三大陸周遊記』も購入!

絶版になったほうの『大旅行記』は荻田さん個人の蔵書らしいけど見せてくれた。
そっちが欲しくなっちゃうヤツ(絶版沼)

あとチベット文学もちょっとハマってる話をしておすすめしてもらったのが、
ヤマケイ文庫『新編 西蔵漂泊 チベットに潜入した10人の日本人』

これも、私および私の友人周辺で2023年特別賞の本となるのであった…。
(ウチらに突然来たダライ・ラマブーム)

この日の出会い運命すぎ…🤘

近くのカフェで戦利品をながめホクホク☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?