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息子の爆発と私の爆発、そして新年度1日め

最近息子のお絵かき意欲が爆発している。

この約3年と9ヶ月の間、息子のために買った「さんかくクーピー」は、私たち夫婦が息子に「かいて」と言われた新幹線やトーマスを描くために存在してたようなものだったのに、ちょっとしたきっかけでどんどんひとりでお絵かきするようになった。

いつも「○○かいて」と言われるのが楽しくなくて(だって私は別に「こまち」も「はやぶさ」もべつに描きたくないし)、ひとつふたつくらいは平気なんだけど、いくつもいくつも描くうちにその日もうんざりしてきた。

だから、
「わかった、息子くんがヘンリー描いてくれたら、お母さんもヘンリー描くね!」
と逃げようとした。

息子は「かけない!」「かいて!」と言うけど、無理。
もう疲れたんだよ、母は…。

付き合いきれない!と思ってしばらく放っておいたら、うーんとむくれながらも描き出した。

この時点でちょっと驚きだったけど、描き出すとちゃんとヘンリーは緑で、目も、鼻も、口もあって、蒸気のでる煙突もある。

他の人には当たり前かもしれない。
でも当たり前じゃない。

ずっと息子の絵をみていたから。わかる。

そして、絵自体が上手になったのも嬉しいけど、ずっとかけない!と言っていたのを、頑張ってかきあげたその姿が1番嬉しかった。

嬉しかったのでめちゃくちゃ褒めた。
心のままに感動を伝えた。
とにかく嬉しい気持ちで。

その日から、息子のお絵かき意欲は爆発した。

単純なことだけど、ちょうど良いタイミングで褒めることの力を感じた。

あと、子供の望むまま手伝うことは、成長の邪魔をすることもあるっていうのも学び。

(お絵かき意欲のついでに、ひらがな書きたい熱も出始めている。良き良き)

一方、私の爆発は良くない爆発だった。
なんだか漠然としたストレスに包まれた毎日のせいだったからなのか、ちょっとイライラしたことで、ぷつっとキレる事が増えていた。

だめだ。
だめだ。
思いながらキレて。
大きな声で怒鳴ってしまう。
泣かせてしまう。
このままだとどんどんエスカレートするんじゃないかと怖かった。


でも、昨日図書館でそんな私にスコンとはまる本を見つけた。

それから少しだけ、落ち着いている。
またゆっくりnoteにも書きたいけど、大切なのは『状況』じゃなくて『心』。
過去や未来の不安でパニックになりそうなときは、今ここにいることを意識すること。

6月で息子は4歳になる。
私も母親4年になる。
あっという間ではあったけど、もう4年だ。
長い人生の中では一瞬の間だけど、これから成長していく上での大切な時間。
今まで何度怒鳴ってきたんだろう、泣かせてしまったんだろうと考えると、とても、しんどい。

母として、もうちょっとましな人間でありたい。
新年度1日めの決意として、ここに記録しておきます。

久しぶりに長めの文章を書くと、まとまらなくて、随分と不格好な文章になってしまった。
春らしくかろやかに綴りたかったけど、どうも今年の春は、特に不調のようです。いろいろ。

焦らず、一歩一歩がんばります。

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