30代、大学生になりました。フルタイム2児ママの挑戦
タイトルの通りですが、このたび大学生になりました。
仕事は辞めず、通信制大学に入学した形です。(3年次編入です)
この記事では経緯やどの大学を選んだかを記しておきたいと思います。
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わたしの学歴
私はもともと短大卒です。これは家庭環境が大きく関わっています。(金銭的な理由ではない)
私の父はもともと高卒で、大手自動車メーカーに就職しました。
頭の回転が速い人で、現場から順調に出世し、のちに海外販社の社長まで登り詰めました。
この経験もあり、「学歴なんかなくても出世できる」という考え方の持ち主でした。
しかも九州出身で昭和の考え方が強く、「女に学歴は不要。専業主婦になるのが一番良い。お前も専業主婦になれ」と、私が結婚してからもずっと言われていました。
母も高卒で、もちろん仕事は私が産まれるまでに辞めています。これが私の両親です。
私が18才になった高3のとき、進学したいと言いましたが父は許可しませんでした。
女に大学が必要なのが到底理解できないという様子でした。
数か月の協議の結果、妥協点が短大でした。
これは父のせいではなく、私の説得力・情報収集力不足だったと思っています。
こうして私は短大に進学、卒業後はメーカーに就職しました。
学歴の壁を超えるための努力
短大では教員免許も取得し一生懸命勉強しましたが、就職したあとは初任給も違うし、昇給スピードも違いました。
大卒が飛び級するところを、短大卒は地道に登っていく。
私は何度か部署を異動しましたが、そのたびに必要だと思う努力はしてきました。
資格も英検1級、TOEICは610から始まり950点まで、衛生管理者、食生活アドバイザー(健康系の仕事をしたこともあった)、秘書検定2級(最初は秘書をしていた)、ITパスポートなどの資格も取りました。学歴が足りない分、同期に追いつきたくて常に何か勉強していたように思います。
学歴の弊害
それでも短大卒であることの弊害は想像していたよりずっとたくさんありました。会社が「若手に英語教育やります」となったときも「大卒以上が対象」だったし、会社の海外研修制度も大卒以上の資格が必要だし、社内で何かチャレンジ発表のようなものがあっても「短大卒は任意(何それ?)と言われるし。(悔しくて任意でチャレンジして最優秀賞取りました、それはもう根性で。笑)
やる気はあるのに、学歴で区切られてチャレンジさせてもらえない。
一生サポート的な仕事しかできないのかとずっと悔しかった。
ちなみに、周りの同じ状況の短大卒の女の子に話したこともありましたが、現状に特に不満のない様子で共感得られずでした。。。
一般職から総合職へ
短大卒のため一般職で入社した私ですが、8年ほど働いたころに一般職・総合職という区分けがなくなりました。
この変更により、私は事務職から営業になることもできて、転勤や海外出張をすることもできました。
これで社内的な制約(学歴によりチャレンジもできない)ということはなくなったと思えました。
じゃあ、どうして今更大学に?
それじゃあ、それでもなぜ今更大学にチャレンジしようかと思ったかというと、「自分に言い訳したくないから」です。
何かあると「私には学歴もないですし」と、それをハンデみたいに言ってしまうことがありました。そんな自分が嫌でした。
そして、どんなに努力しても消えない学歴コンプレックスを少しでも消したかった。
英検1級取って、次は何を勉強しようかな?と思っていたときに、通信制大学について調べたら、そのことが頭から離れなくなっていました。
私は超行動派人間なので、思い立ったら「子育てが落ち着いた〇年後に・・・」とかできないのです。
大学選び
入学が決まったのは法政大学の経済学部商業学科。
はじめは大卒資格が取れるならどこでもという気持ちもありましたが、夫が「せっかく挑戦するならスクーリングもできて、ある程度知られた大学がいいんじゃない」と背中を押してくれました。
短大(英文学科)でやったこととは違う、ビジネス(特にマーケティング)を勉強したいと思ったときに最適なのが法政大学の同学科だと思い入学を決めました。
卒業への道筋
入学は4月1日付けですが、出願が遅くなってしまって6月まで試験が受けられないこともあり、3年次編入ですが卒業までは最短でも2年半ほどかかる見込みです。
3才と1才の育児にフルタイムの仕事、その合間での大学通信課程って絶対大変だと思うんですけど、絶対にやり遂げてみせたいな、と思ってます。
さいごに
無料の記事でこんなにオープンに書いてしまって大丈夫か不安ですが、大学入学が決まり書き綴ってみました。(いつか有料にするかも)。
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そして、もしこれから何かに挑戦したいと思っている方がいましたら、30代後半でもこんな人もいるよって何かの励みにしてください。
そして一緒に頑張りましょうね。
それでは!
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