見出し画像

365歩のマーチと、世代間交流 episode1

幸せは歩いてこない だから歩いていくんだね
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで 二歩下がる♬

きっとみなさんも耳にしたことのある馴染みのフレーズ。
小学校から学童への通学路で、カラフルなランドセルを背負って
列車のように歌いながら帰りました。


それは遡ること幼少期。
よく長いお休み期間になると共働き家庭の姉妹のもとへおばあちゃんが東京へ来てくれたり、田舎へ帰ったり。
一緒にリンゴの唄を歌ったり、
おばあちゃんのふくふくとした手、おじいちゃんのさわるとくにゃっとする血管にさわってみたり。
家庭菜園していたきゅうりをおやつにしたり、ご近所さんから頂いたとうもろこしを丸かじりしたり、瑞々しいトマト…
ちょっとこうして思い返すだけでも、おばあちゃんの作るごはんは美味しかったなぁとか

こんな風にしみじみするのは、大人になったせいか、そんな、まるでジブリの世界のような、
おばあちゃんと過ごす日常は、当たり前に、優しくしてもらえる、と染みついていました。


そしてそんな時を繰り返し、迎えた大学時代。
福祉関係の勉強がしたいなぁとふと湧き上がり、志望校選びで見つけたスウェーデンとフランスへの海外研修の文字。もはや、その為だけに受験をしました。

そこで出会ったのです。
高齢者施設と保育園が併設になっている施設に。
初めての海外。初めての光景。
日本の縦割り社会、福祉先進国の融合による可能性。。と難しい言葉以前に、ただただそれ良い!楽しそう!と思いました。

そして色んな感銘を受けながらの大学生活も、あっという間に就活の時期を迎え
"あぁ、高齢者福祉にあまり携わらなかったな…"
そんな時に老人ホームと保育園が併設になっている介護の会社があることを知り、興味の向くまま介護の道へ。
配属された場所は老人ホームのみでしたが、その想いを当時の上長へ伝えると、じゃあやってみよう!と後押しがあり、地域の保育園とコンタクトを取り交流活動が始まりました。


長くなったので、episode2へ続きます☺︎






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?