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電通の兄さん、姉さんに学ぶ「つくりたい家プレゼン」

やっと家(リノベーション)のことが考えられる!
超絶うれしい。

がしかし、どこから、どう考えればいいのかわからない。仕事仲間である女流一級設計士、ももちゃんに聞く。

ももちゃん。シンプルだけどハートがある設計のプロ。

私「リノベするのだけど、何から考えればいいの?」

ももちゃん「置きたいインテリアからです!」

ほほう!!!
なるほどね!

あるよ、あるある!置きたいインテリア!

がしかし、それをどうやって
ワイズホームの本田さんに伝える?

( ゚д゚)ハッ!


不動産営業のシゴトをしていて、
お客様(買主)に対して
「すごすぎる!」と思ったことがいくつかある。
その中のひとつ。

電通の方たちのプレゼン力。

まきこみ力。


私のお客様の電通の方、全員に共通点があった。

■ほしい物件のプレゼンをする
■つくりたい家のプレゼンをする


とにかく、ガチでパワポで資料をつくってきてくれて、関与する人全員に、アツいプレゼンをしてくださる。

売買営業(私)、設計士、工務店の頭のイメージをひとつにして、モチベーションも上げ、いつの間にかひとつの「チーム」になっている感じ。

プレゼンで本気度と想いが伝わるから、
私(チーム)はその人のために頑張りたいって思えるし、通常なら100のところを150、いや、200の力をひっぱり出させてくれるというか、
すごい、やる気にさせ、かつ成長させてくれる。
そして、完成イメージが全員の頭にシュッと入り、
同じゴールに向かって走れるから、
出来た物の完成度が異常に高い。

普通なら、「自分はお客さんなんだから提案してよ」ってスタンスになる。
でも、電通のひとは違う。
逆に、提案してくる。笑
いろんなことがジブンゴト化されているというか、
受け身の反対の位置=超積極的、自発的な生き方をしている。そんなひとがすごく多い。
いい意味でお客様って感じがしなくて、
一緒にやっているチームの親分(リーダー)って感じがいつもする。

それでもって、
横柄や高圧的の反対の位置=ドフラット。
むしろ腰が低いと感じさせるくらい紳士的。

これってすごいことじゃない?

そして、電通のお客さんにはもうひとつ共通点がある。

■壁があるほど、燃える

変態が多いっていうのかな?笑
(ウソです、ごめんなさい)
いや、すごくクリエイティブなんだ。
だから、困難や壁、ハードルがある
難しい物件も好み私ですら「それいく?」って
物件を「買う!」って笑顔で言い、
壁を乗り越えていくとき、
乗り越えたときにすごく快で、
楽しそうなのが電通のひとたち。

リスクも(理解した上で)とる。
だから、ちょっとゾクッとする、
カッコよさがある。
姉さん、兄さんが腹決めるなら、
自分もついていきます!絶対に成功させましょう!
という気持ちにさせてくれる。

また化けるんよ。
すごい素敵な家になるのよ。

「だから電通ってすごいんだな」って。

シゴトができる人っていうのは、
まわりにいる人(関係者)も楽しくさせて
最大限を引き出させちゃうんだなって思った。
私は電通兄さん姉さんたちをリスペクトするとともに、インスパイアをめっちゃ受けていた。

<余談>
お客様の会社や職業によって、考え方や生き方のスタンスが似ているから、それもおもしろいなと接客しながら思っている。


ということで、
自分も「こんな家にしたい!」という
アツい想いを込めたプレゼン資料をつくった。

言語化すると、とても恥ずかしかったし、
思ったより上手くつくれなかったけど、
いいのだ。伝えようとすることが大事なのだ。
電通の兄さん、姉さんたちに教わったのだ。

もう写真載せちゃう。英太さんつっちーさん安藤さん。みんな元電通!
(私のお客様は移住した後にみんな独立するの法則。笑)


やりたいことがあるなら、アウトプットする。プレゼンする。
超繁忙期。22時に家に帰ってきて、
夜中の3時までプレゼン資料をつくる×3日。

つくったパワポは下記。

■表紙から浮かれている。
■レトロ ミーツ ボヘミアンて!笑 今、見返すと草ww 
■SUNSHINE+CLOUDで購入していたテーブル。本田さんに家ができるまで買っちゃダメって言われていたけど、待ちきれずに買ったため、プレゼン資料には「買うと決めている」と書いてある。
■「みんなで料理がつくれる」「みんなで食べるを楽しめる」これが、私のいちばん大事なLDKのコンセプト。
■夜な夜なピンタレストで家のイメージを検索。
■夜な夜な目と頭ギンギンで完全ハイ。ピンタレスト検索、楽しくて時間を忘れた。
■ビーチっぽいんだけど、ちょっと北欧っぽさもある感じ。ハァハァ♡
■私、これまでたくさん素敵な家を見てきたから、すぐ「こんなのがいい!」って出てきたんだと思う。センスって経験の量なんじゃないかって思った。
■非日常感というか、海外のホテルっぽくしたくて、その共通点は何だろう?と考え抜いた結果、「浮いている収納」だった。床についてないのが、いいのだ!
■トイレはとにかくシンプルがいい!床を木にするかタイルにするか迷う。
■お風呂に対しては、本当にこだわりがなかった。笑
■廊下も景色のひとつと考え、解像度を上げて考えた。
TheCanvasHayamaという1棟貸しのホテルでパーケットと出会い、主寝室は絶対オークのパーケットにすると決めていた。石井佳苗さんのコーデは神。
■ゲストルームはいつかIKEAで見た、この感じ!「ボヘミアンにする=ボヘる」という新しい動詞を生み出した。



渾身のプレゼン資料を携えて
ワイズホームの本田さんとの初回打合せ。
以心伝心すぎて、1回の打合せでほぼ90%決まるという奇跡。

家のこと考えるってこんなに楽しいんだ。
お客さん、こんな楽しいことを
やってたんだ!と、いまさら体感。



つづく

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