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なんで若い頃ってあんなに激しく恋愛ができたんだろう

パンナコッタです。

最近ほんとに思う。
「なんで若い頃って自分の生活や労力まで犠牲にして彼氏/彼女に尽くしていたんだろう」って。

かくいう私もまだ23歳なんだけども。

30歳手前で結婚していない人から聞いたことがある。
「昔みたいにこの人のことをめっちゃ好きって最近ならないんだよね。」

その言葉を聞いて、わかりみが深かった。

かくいう私も、学生の頃は本気で恋愛してたもんだ。
一日中彼女のことで頭がいっぱいで、何も手につかなかったこともある(よくあんな状態で大学受験に受かった物だと今でも思う)。

そのうち書くと思うが、好きだった彼女は手を繋ぐのにも半年以上かかったような人だった。

でも、しばらくいわゆる大恋愛と呼べるような経験はしていない。
そこで考えてみた、”若い頃はなぜ相手に夢中になるような恋愛ができるのか”。

これは決して歳をとると大恋愛ができないというわけではない、そういう恋愛をしている人もいると思う。あくまでも傾向という話。

私の結論としては、「加点法と減点法」だと思う。
何言ってんだ、パンナコッタだと思う、説明させてください。

若い頃の恋愛は、加点式なんじゃないかなと思う次第。
部活でのかっこいい姿、勉強ができるなどの素敵な一面を見ていく。
そして付き合ってみて、「私の彼ね、自転車の後ろに乗せてくれたの!」(2人乗りは危ないのでぜひともやめていただきたい)とか、「勉強を教えてくれたの!」と言った具合に、どんどん加点されていくような思考回路になっていると思う。

要するに、若いうちは人生経験が少なく、ましてや異性経験も少ないので、これがベストだと思ってしまうんじゃないかと思ったりしてるんです。
これが加点法。良いと思った瞬間にどんどん相手に対する評価が上がっていき、アホになっていく。

しかし、年齢と経験を積み重ねていくと、比較対象が現れる。そして、自分が深い関係となるような人に対するNGなことが増えてくる。

「あー、前の彼氏ならきちんと私がトイレに行ってる間にお会計してくれたのにな。」
「前の彼女の方がご飯美味しかった」

そういう減点ポイントがあるたびに恋愛は覚めていってしまう。
これが減点法。

どちらが良いということはないと思う。
若いうちの加点法の恋愛は2人の間では楽しい物だと思う(周りから見たらイタイけどね)。
歳を重ねた減点法恋愛は結婚という区切りに向けての品定めのために行っていると考えれば非常に合理的だと思う。

だから、若い頃みたいに情熱的に恋愛できなくなったと嘆く必要はないと思う。それだけの人と経験を積み重ねてきたというある意味での裏返しなんじゃないかな。

人には人の乳酸菌、人には人に合った恋愛の仕方というものがあるもんだ。

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