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時代の変わり目に生きている実感

ファルコン・ヘビーのブースターの帰還、ご覧になりまして?まるでコンビニにでも行って帰ってきたようなあの着陸。

どうお思いでした?あの反則技、カッコ良すぎです。けしからんです!ずるいですよ。ビジュアルの強さと言うんですか?あの絵面、あれ以上ない、というあの見事な、華麗な調和。完璧な構図と美しさ!

私がワインバーをしていたとき、あ、すみません。この話多いですね。でも、その時にですね、海上保安庁のヘリのパイロットのお客さんがいたんです。その時彼は25歳。宇宙に行ってみたい。そう言っていた彼は、東日本大震災のあと海保を退職し、アメリカのユタ州にある大学に学び、宇宙飛行士の試験を受ける資格を取って、アメリカのヘリコプター会社に就職しました。多分宇宙飛行士の募集があったら応募するでしょう。今、私の知り合いで最も宇宙に近い人です。

宇宙って、そもそもこの地球だって宇宙じゃん。そう言うことはできますし、まったくその通り。宇宙ってサバンナみたいにキリンやゾウがいるわけでもないし、深海のように巨大なダイオウイカがいるわけでもない、なーんにもない世界です。もし、宇宙にスターウォーズに出て来るようなクリーチャーがいるなら、私も興味を持つけど、今のところそんな兆候はあんまりなし。

だから、やっぱり宇宙って殺伐とした感じを受けます。でも、宇宙へ行ってみたいって人はもっとなにか違うものを求めて行くのでしょうね。今回のファルコン・ヘビーの実験で思った以上に宇宙が近づいていることを実感しました。それにしても、あの2つのブースターが「ただいまー」って仲良く帰って来る映像、ホントに鳥肌ものです。

何度も見返してしまいました。冒頭でずるい、なんて書きましたけど、実際のところ、おびただしい失敗を繰り返してここにきているわけで、その資本もさることながら、執念と挑戦は凄まじいものがあります。彼らの前にも宇宙への挑戦が何度も繰り返され、膨大な失敗例と犠牲、長年の時間と思考、技術の発展の上にこの美しい景色が提供されているのですから、なにもずるくはないですね。

仮想通貨もそうだけど、今まさに、時代に変わり目に生きていることを恐ろしい、と思う気持ちと、わくわくする両方の気持ちで受け止めています。時代が変わるときは大きく変わります。良いことも、多分悪いことも同時に起きます。相撲の内紛や人の不倫をどうこう言ってるヒマって、本当にないんです。色々調べたり、見たり、読んだりで、大忙しなんです。でも、調べると本当に色々分かって楽しい。大人になってから学ぶ面白さだなーと思います。

あと、月面探査機レースに出場予定だったhakutoも、レース自体はなくなりましたが、今後はこういうニュースも色々楽しみになってきますね。それと、今宇宙を飛んでいる「社長の車」には笑いました。アメリケンは第二次世界大戦末期の硫黄島で「Jap Hunting」のラインセンスカードを発行したり、原爆に「little boy」と名付けたり、子どもじみた思考回路を持っていますけど、こういう使い方なら大歓迎です。

動画は宇宙をひた走っている社長の車。何もない宇宙空間での暗くて孤独なドライブがシュール過ぎます...。宇宙人が来て遊んでくれたらいいのにね。


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