怖いマスクを作る方法リベンジ
ハロウィンも近づいてきたので、怖いマスクを新しく作っています。以前は「『作り方』と書いてある割には製作過程の写真がねえな」という感じだったので、今回はちゃんと製作過程の写真があります。
リアルなマスクというのは本当に作るのが大変です。粘土で原型を作って、石膏で型をとって、シリコンやラテックスを流し込んで、歪まないようにFRPでインナーフレームを作って……とやっていくと、平気で10万20万の材料費が飛んでいきます。
なので、目標は「手軽に」「安価で」「インパクト重視」なマスクの作り方、です。
1.まずコスプレボードをいい感じに張り合わせます
5mmの黒コスプレボードを切って、Gボンドでいい感じに貼っていくと、こうなります。なるんですよ。いやほんとすみません。こうなる前の状態は撮ってないんですよ……もう初手からこのnoteの存在意義とは?ってことになってると思うんで、今から耳を作ります。
材料を切り出して……
こう!
やればできます!!
2.色を塗ってテンションを上げていきます
かぶってみて、サイズ感を確かめながら、色も塗ったりするとテンションも上がっていきます。こうこの時点でなんらかの怪物の気持ちが入ってきています。「ナゼ……オレヲ作ッタ……造物主……」
なるほど、目が出ていると怪物の悲しみがダイレクトに響いてきますね、塞ぎましょう。
ついでに長すぎた歯茎も切り詰めます。いいぞ。
3.細かいところを詰めていく。
適当に切った貼ったなので、隙間がたくさんありますから、文字通り詰めていきます。ついでに塗装をしたり、曲面が気になった額の上を切って頭蓋骨が出ているみたいにしてみました。
4.スチのりでテラテラさせる
歯の部分にモデリングペーストを塗って立体感を出したり、メディウムで目をぬらっとさせたりもしますが、何より簡単なのはスチのり(スチロール専用のり)をタパタパと隙間に塗ること。
筋肉の露出したあたりに塗ると効果的ですね。
(向かって左がスチのり、右は肌にメディウム)
はい!そういうわけで、ハロウィン用の怖いマスク、半分完成です!
5.だいたい仕上がり
禍々しい感じにできました。
これから髪を触毛していきます。
できました。
次回は左耳と、かぶる時に首とか顎を隠すためのパーツを作ります。
ビフォア
アフター
たのしいですね!
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