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住人インタビュー Vol.8 :たくみ【唯我独尊な人気者】

浅草橋ハウス住人インタビュー。
第8回は、同じく浅草橋ハウス住人のふゆのが、たくみへ人生初・インタビュー。
ちょっと緊張しましたが、彼のコンテンツ力が存分に発揮された面白い記事になりました。
(インタビュアーふゆのの記事は後ほどアップされます。楽しみにしておいてください)

それではいってみましょう! 

た:たくみ
ふ:ふゆの

ハウスのゆる~い代表、たくみ

ふ:今日はよろしくね〜
た:よろしく。
ふ:こうやって二人でちゃんと話すの初めてだよね。なんかたくみっていろんな国を周って今は日本に落ち着いている人、って印象。(雑)
た:うん、だいたいあってるよ。
ふ:なるほどね。今日はたくみのこれまでと、今のこと、聞かせてもらうの楽しみにしてるよ〜。

祭りを楽しむたくみ

たくみってだれ

ふ:早速だけど、今何歳だっけ?
た:25歳(インタビュー当時)
ふ:ほぼ同い年だね~。それでこれまで住んできた場所は?
た:アメリカ生まれ、幼稚園の時に東京に来て、小学生の時に香港へ。大学はカナダだったけど、「なんかちがうな~」と思ったり、やりたいことができたりして退学しちゃった。それで香港に戻ったんだ。しばらく香港で働いていたんだけど、政情が危うくなって、アメリカに移動。いくつかの都市を転々としてから、半年くらい前に東京に戻ってきたよ~~。
ふ:こ、濃い……。(心の声:どこからどう聞いたらいいんだ彼の25年)
た:移動生活したいわけじゃなかったんだけどね。
ふ:なかったんか!とすると、この年齢になって東京に来た理由は?

た:全体的にアメリカの情勢が一気に変わったと思ったんだよね。もっと身近な例でいうと、治安にも変化を感じた。だから安全な場所に住みたいなと思って、日本にきたんだ。危険な経験は人の身を早く生い立てられるから、絶対悪いことではないけど、その生活リズムに流されたら長い目で見ると健康には良くないと思うね。
ふ:それ、香港からアメリカへ渡ったのと結構近い理由?
た:うん。危険を感じたら移住してる。
ふ:危険を感じたら移住・・・・。(心の声:「自分の身は自分で守る」のスケール。フィールドは地球。この人のマインドが気になる)

写真右、白いTシャツの人が彼。

仕事、やめちゃった

ふ:そういえば、どんな仕事しているんだっけ?
た:金融系の仕事だよ。時間と場所は好きなように働けるから、わりと自由。
ふ:そうなんだ〜。それ以来ずっとこの業界に?
た:そうだね。なんだかんだ大学在学中からかな。アメリカで働いていた時は、広告系の会社にもいたんだけどさあ。
ふ:いたんだけどさあ?

た:嫌になって、やめちゃった。
ふ:やめちゃった。
た:ふゆのちゃん、「今の会社が嫌だな~」って思ったら、すぐ辞めれる?
ふ:(読者の皆様もぜひ自分事として考えてみてください。)うーん、ひとまず半年くらいは様子見つつ転職活動とかするかも。
た:うんうん。というのもね、何で聞いたかというと、ちょっと自分の話になるんだけど。ニューヨークで働いていた時、会社の社風に違和感を感じていたんだ。見栄の世界って感じで、肩書で評価される。人間の中身を見ていない。そんな折、2週間の休暇を取ったんだけど、休暇中に辞めようって決めて、会社の人に「辞めます、もう行きません」って言っちゃった。
ふ:ええええええええええ(心の声:即決最高か)
た:社用パソコンとか郵送で送った。それで、10万円でオンボロ車買って、ふるさとに帰ったんだ。
ふ:(心の声:物語始まるやつじゃん)

10万円のオンボロ車。ステッカーは意図的に付けたそう。アメリカでは誰も振り返らないんだろうなあ。

安い!うまい!健康!東京!

ふ:それでしばらくして、日本に来たってことね。
た:うん。日本に来た理由はさっきも話したけど、アメリカの情勢とか治安を危惧したからで、特に目的もプランもなかったんだよね
ふ:(心の声:でた!たくみ節)日本に来て驚いたこととかある?

た:物価の安さ!肌感、アメリカにいた時の1/3で生活できる。あと、健康に良い食事が手軽に得られるのもすごいな~って思うな。日本に来るたびに、健康な食事が安く手に入るなと思ってたけど、住んでみてなおさら思った。
ふ:確かに。例えばファストフードといってもいろんな種類があるしね。
た:そうそう。食材でいうと、肉も魚も野菜も食べられるし、お店のレパートリーでいうと、和食も洋食もアジア料理も手軽に食べられる。ファストフード店ってすごいよほんと。安い!うまい!健康!いいことづくしだね。
ふ:確かに、レパートリーの少なさで困ることってないかも。

飲み会のひととき

浅草橋へ〜穏やかな日々をもとめて〜

ふ:ちょっと話変わるけど、このハウスには何で入ったんだっけ?
た:東京に戻ってきた最初1か月はホテル暮らしをしていたんだけど、ある日、浅草橋ハウスのオープン見学会を知って行ってみたんだ~。
で、なんか良かったから、入った。
ふ:「なんかよかった!」いいね~ゆるっと。このハウス、目的があって入居している人が多い印象があって、そういう理由は初めて聞いた!
た:まあとりあえず入ってみるかな、って思って入ったんだけど、思ってたより良かった。良かったというか、快適な生活が送れているかな。
ふ:おお!!というと?

た:このハウスって、喧嘩とかないし、協力的な雰囲気があると思う。トラブルとか喧嘩がないことって僕にとってすごく大事なんだよね。昔シェアハウスに住んでたことがあったんだけど、そこではトラブルがあってさ。
ふ:治安がよく安心して暮らせるの、たくみにとって大事だもんね。(それが確保されないと移住しちゃうくらいには)
た:まさに。
ふ:私も思う。このハウスの人、人あたり良くて思いやりのある人が多いなあって。気になることは相談しやすいし、一緒に解決しよう!って姿勢がある人たちばかりだから、生活しやすい。

た:そうそう。あとは、面白い経験をしている人がたくさんいるから、視野が広がる!
ふ:それめっちゃわかる。日本人はほぼ全員社会人、あとは留学生もいて、バックグラウンドも違ければ、今やっていることも、これからやりたいことも人それぞれで、とても刺激になる。
た:んね。
ふ:したら、最後の質問!このハウスでこれからしたいことはある?
た:うーん。穏やかで落ち着いた日々を送っていられたらそれで満足かな。
ふ:(心の声:達観しとる)
た:あ、そうだ、あとは、こないだハウスの人たちと釣りをしてすごく楽しかったから、また釣りしたいな。
ふ:いいね!やろうやろう!

釣りをするたくみ

後記

ゆるふわなイメージをもっていたたくみ。想像通り、穏やかで平和な日々を送りたいという思いが、あのゆるふわに繋がっていたのかと納得。一方で、時々繰り出されるウィットと、たくみ節がツボでもあった。

シェアハウスメンバーとお散歩。
浅草橋ハウスから徒歩3分の隅田川に行けば、スカイツリーがよく見える。


過去の住人インタビューシリーズ





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