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1年間のデンマーク🇩🇰ワーホリの始まり。

きっかけはデンマークで生活がしたいという好奇心

もう社会人3年目が終わろうとしていた昨年秋頃、
来年はどこに身を置こうか、そんなことを毎日考えていた。

基本的に欲が多い人間。毎日やりたいことのアイデアが次々に思いつく。
そんな中で出てきたものが、「デンマークで生活がしたい」だった。
パッと出てきたアイデアだったが、ここからの自分の実行力には驚いた。

デンマークで暮らすための手順

居住するためにはVISAの申請が必要だと知り、よくわからない英語の資料を読み漁り(もちろんGoogle翻訳に頼りまくった)、申請ボタンをカチッと押した。
私の理想と掛け合わせるとワーキングホリデービザが適当だと思い、WF-1を申請した。
数ヶ月後、申請通りましたよの案内が届き、ああ本当に3月末からデンマークで暮らせるんだと思った(他人事すぎやん?笑)(本当は他人事半分・嬉しさ半分)

そして行きたい学校があってそこにエントリーした。
今度はデンマーク語を読み漁り(もちろんGoogle翻訳大活躍)、自分の情報を打ち込みネットエントリー。
すぐ学長さんからメールが届き、入学金を振り込んだら、春が楽しみだね!との連絡が届いた。はい!楽しみです!って返した。
ちなみに

 I’m looking forward to meet you too.

って返した。笑
正しくはmeet→meetingっていうのは後日英語の勉強を始めて知ったこと。

デンマークに行きたいと思った一番の理由がこのエントリーした「フォルケホイスコーレ」っていう成人教育学校がデンマークにあるから。

「成人教育学校って何?」
「フォルケホイスコーレってなんぞや!?」
うーーーーーーん!!考えても、調べてても、正直理解することは難しい、
そうだ!入学しちゃおう!!入学したい!!ここで生活がしてみたい!!!
っていうただの好奇心の塊だったのが私らしい。笑

デンマークの成人学校「フォルケホイスコーレ」って何?

じゃあそもそもフォルケホイスコーレってどんな学校なの?っていうのを今から説明すると、

◉folkehøjskoleとは、北欧全土に広がる独特の成人教育機関であり、通常の公教育から独立し、影響を受けない私立学校群である。
◉発祥の地はデンマーク。
◉カリキュラムを学ぶのも大事だが、folkehøjskoleで1番重要なことは、そこで出会う人々と対話を繰り返すことである。
つまり、自分は何者なのか、社会とはなんなのかを「対話」を通して考え、学ぶことが大事であり、最も重要なのはどうしたら民主主義社会をより良くすることができるのかを考えること。
◉ folkehøjskoleの特徴
*入学資格:原則として17歳半以上であること
*入学試験:なし 在学中も「試験」と名のつくものは基本的にない
*成績表:なし
*卒業証書:なし 資格も取れない
*寄宿生活:滞在中は他の生徒と教師が寝起きを共にする
*学費:授業料、寄宿料、食費(1日3食)、教材費その他を含め、1ヶ月10~15万が目安。
*科目:たくさん!
したがって、どれだけ学んだか、何を学んだかは、誰に評価されるでもなく、本人が判断するしかない。
◉「君が何かに疑問を持ち、考え、そのことを学校にいる友達と話し合うことが、folkehøjskoleの教育の核心なんだ」
社会人のための北欧留学 デンマークfolkehøjskoleガイド   発行ビネバル出版


らしい。
でもさ、どんなことでもそうだと思うけど、そういうのってやってみないと、ね?
スポーツメーカーのNIKEさんも言ってるし、「Just do it!(とにかくやれって)」(私訳)


だからまた行ってみて、体験を通じて感じたこと、考えたこと、出会った感情はどこかのタイミングで文章に残したいなと思ってます。

とまあ、こんな感じで、デンマーク行きが決定。
理想を日常に落とし込む作業を2021年の年末にかけてやった。

だいぶ話がぶっ飛び過ぎていて、いや意味わからねえよ!とかって伝わりづらいのかなあと思って、次は野望の話をしたい。

私のでっかな野望

3年間教員として過ごしてきて、世界を変える、豊かにできる、優しくできる、キラキラさせることができるのは教育なんだ!と、本気で思った。夢を見た。
だから、心にはそんな情熱を持って授業を展開した。
教材研究〜授業実践〜一人反省会〜細かいところ修正
このトライandエラーは毎日の楽しみだったと思う。
こんな話をしてみたら、生徒たちはどんなことを考えるだろう?
みんなはどんな意見を持っているだろう?
てゆうかみんなの意見を聞きたいから、プリントにして課題にしてみよう(これは職権濫用?笑)
100人生徒がいれば、100通りの考えがあって、
リアルな声がリアルに届く教員としての毎日は、
もちろんリアルすぎて落ち込む内容もあるっちゃあるけれど、人と繋がっていろんなことを考えられる現場が好きだった。

職業病なのかもしれないけど、
日常の関心・疑問・知らないことをすぐネットや本で調べる習慣がある。
そんな中でデンマーク独自の教育方法にたどり着いた。
(あと最近は政治や歴史も興味を持ったり、人々の生活とか、持続可能性もね)


教育はいろーーーんなものと繋がれる。いろーーーんな世界と繋がれる。
いろーーーーーんな可能性が花ひらく。
だからこそ、知らない世界をもっともっと知りたいし、もっともっと見たい。
世界の教育現場も知りたいし、見たい。
教員も、そしてその家族も、
生徒も、そしてその家族も、
地域も、日本も、世界も、
みんなが暮らしやすくなる社会を教育から作っていけたら良いな。

教員として3年間学校に勤めた今、どこかの学校に生徒として通学したい。
なんで逆側の世界が知りたくなるんだろうね?笑
でもそういう自分とは反対側の世界って興味湧かない?笑

1年間無計画

今回、私のデンマークワーホリは、ぶっちゃけ最初の3ヶ月しか住むところも、やることも決まっていない。
余白がたくさんあるのが現状。
余白を埋めるのでもいいし、余白すらを満喫するのでもいいし、
ルールは決めていないんだよね。
余白があるからこそ考えられると思っている。
感じたままに1年間過ごしてみようと思う。

あ、ひとつだけ。
人の輪の中にいること。

これだけは決意しているんだった。
理由は、英語(日本語以外の言語)と触れ合って習得したいから。それだけ!
(現状の私の英語力は英検3級取得のみ←中2の時に塾のメンバーとノリで受けてとったやつ)

これからの時代ワールドワイドに活躍して行きたいし、
世界中に友達作れば世界は優しくなれると思っているから!
だからコミュニケーションを取りたい。

来年一年間、デンマークに行きたいんだっていうのを、
家族・友達・同僚・教員の先輩方、、、いろんな人に相談した。
やりたいことはやりたいうちに!やりたいことを先延ばしにするもんじゃない!
そうやって背中を押してくれました。
皆さん、本当にいつもありがとうございます。
人がもつ思いやりのパワーってまじで最強だと思っています。
周りから見たら自由人なのかなあ、関西の友達にはアホなん?と言われたりもしましたが(もちろん愛のあるツッコミ)
これからもそんな私をよろしくお願いします。

需要がありそうだったら、ビザの申請手順とか、学校のエントリー方法とか
デンマークでの生活とかまとめようと思ってます。
(自分が今回、調べるのが大変だったから)(誰かの役に立てたら・・・)

では、行ってきます。

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