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インターの卒業式・プロムを振り返る【バイリンガルの娘を育てたわたしのストーリー⑭】

Asakoバイリンガル子育てです。
バイリンガル子育て歴18年。1人娘は現在アメリカ東海岸のアイビーリーグ大で充実した大学生活を送っています。

今日は1年前まで娘が通っていた都内インターナショナルスクールの卒業式と卒業イベントを振り返って書いてみたいと思います。

卒業式 Graduation Ceremony

5月末~6月は卒業シーズン✨、、、と言っても日本ではなく、アメリカの場合ですが。。。娘が昨年卒業した老舗インター(アメリカ系)でも先週盛大な卒業式が行われました。

卒業式では黒いガウンを着てお決まりの四角い帽子🎓を宙に投げるシーンが毎年繰り広げられます。

アメリカの卒業式。お決まりのハットトス

なぜか映画やドラマでこの卒業シーンを見る度にジーンと胸が熱くなってしまう私ですが、昨年は実際に娘のハイスクール卒業式でこのハットトス🎓を自分の目で見ることができて感激もひとしお😭 

しかも、アメリカアイビーリーグ大合格までの道のりはそれはそれは言葉で言い表せないほど大変でしたので、そこを乗り越えた後での卒業式は親としても感無量でした。

娘のインター卒業式は近隣の緑豊かな公園内に位置する大きなホールで行われ、檀上には卒業生の出身国の数だけ国旗が掲げられました。この年はざっと29か国。

この国旗を見ながら改めて、娘は日本にいながらも多様性が自然に身につくインターナショナルな環境で人生の大半の時間を過ごすことができたのだなと感じました。

卒業式当日のステージの様子

インターの卒業式には、世界各国から卒業生の親戚たちも晴れ舞台をお祝いするためはるばる日本にやってきます。参列者も本当に多くザ・インターナショナルという雰囲気でとても華やか✨

前日のシニアウオークというイベントで思い切り涙したため、卒業式は特に涙することなく始終明るい雰囲気で終わります。

この翌日の夜には都内ホテルにて最後のイベント、シニアバンケット(謝恩会)があり、やはり世界各国からお祝いに駈け付けた親戚たちも参加し、いつまでもお祭り気分の卒業イベントが続きます。

プロム(ダンスパーティー)Prom

プロムはアメリカの高校生活最大のイベント✨こちらもハリウッド映画やアメリカドラマに描かれることが多いですが、卒業を目前にした高校生のために開かれる学校主催のダンスパーティです💃 
卒業式の1-2か月前に開催されます。

カップルで参加する場合が多いのですが お相手に「一緒に行って下さい!」と申し込むことを 【プロムポーズ】と言うそうで プロムとプロポーズと掛け合わせた言葉だそう。

お揃いのブーケとコサージュを準備♡


実際はプロムの時だけパートナーになる、というのがほとんどなのですが、 女の子同士や男の子同士の参加もよく見られます。

娘は二年連続、素敵な男の子に【プロムポーズ】のお誘いを受けて参加してきました💛

娘のインターのプロムは、毎年都心のホテルのボールルームで開催されています。当日はロビーからボールルームまでドレスアップしたインター生が次々とタクシーやリムジンで到着🚕 その様子はただただ圧巻✨。

男の子はタキシードやスーツ、女の子はイブニングドレスを着て参加ですが普段Tシャツにジーンズなどラフな格好が多いインター生、この日はヘアメイクとドレスで見違えるほど素敵でした。彼らが高校生であることをすっかり忘れてしまったほど。

同級生たち。ハイスクールミュージカルの世界そのもの✨

プロムの後も真っすぐ帰宅とはいかず、どこかで過ごしていたのでしょう。女の子の友人と一緒に娘が我が家に帰ってきたのが明け方でした🌃


シニアウオーク Senior Walk

続いては、シニアウオークです。卒業式の前夜に都心に卒業生が集結し、
一晩かけて学校まで歩き続けるイベントです

学校到着は朝6:00-7:00。父兄のボランティアがおにぎりなどの朝食を準備して到着した卒業生に朝食をふるまいました。

子どもたちの到着前に、朝食を準備する父兄たち

学校での朝食後は、シニアたちは翌日の卒業式に着用する黒いガウンをはおり、帽子🎓を被って学校中をパレードします。

在校生や先生方、父兄などの拍手に見守られて歩く卒業生の姿に、13年間の想い出が走馬灯のように蘇ります。
男の子も女の子もみんな泣いていました。

そしてパレードの最中に両親やお世話になった先生、後輩の姿を見かけると熱いハグで感謝を示す卒業生。
日本では高校生の男の子がお母さんにハグをする姿なんてまず見られませんよね。

娘のインターではどんなヤンチャな男の子でもママを見つけると自然にハグ🫂をする姿がこの日もいたることろで見られ感動のシーンがいっぱいでした。

そして、きちんと両親の目を見ながら涙を流し、感謝を述べる姿にも心を打たれ、この学校に入れて本当に良かった、と心から感じられた1日となりました。

今日は、日本のインターナショナルスクールの卒業イベントを記憶が鮮明なうちに書いてみました。
まだ書き残しているイベントがいくつかありますので、また書いていきたいと思います。今日もお読みいただきありがとうございました✨

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