【雑記】トータルコーディネートへの拘り〜もはや「生き方」〜

自己紹介にも書きましたが、私は、美容やファッションが大好きです。

幼い頃から、人に身なりを誉めていただくことが多く(お世辞でも有難い…🙏💓)、小学生の卒業文集では「可愛いお洋服のデザイナーさんになる」ことが夢と書いていました笑

今日は、私のコーディネートへの拘りについて、書いてみようと思います。

「コーディネート」への拘り

ここで言う「コーディネート」とは、もともとの素材(お肌やスタイル、髪など)、メイク、お洋服の全ての組み合わせのことを指します。

私が心がけていることは、以下3点です。
①自分に似合わせること
②トータルコーディネートでバランスを取ること
③上品な現役感を纏うこと

①自分に似合わせること

「似合わせる」とは、どういうことかというと、単に流行に流されたり、誰かの真似をせず、「自分らしく」すべてを纏うことです。

これには、(いつも言っていてしつこいですが笑)自分のことを客観的に理解していることが、前提として必須条件となります。

その上で、以下を心がけています:

A) 流行のお洋服やメイクは、自分に似合うようにアレンジして取り入れる
B) サイズの合わないものは買わない、又はきちんとお直しに出す(蛇足ですが、私はサイズ探しに苦労するタイプです…)
C) お洋服やコスメを綺麗に魅せるのではなく、自分を綺麗に魅せるお洋服やコスメを纏う

②トータルコーディネートでバランスをとること

私は毎朝(※激務時を除く笑)、「今日はどんな私になりたいかしら?🥰」と考えながらお風呂に入ります。

ちなみに最近は、血行促進、疲労回復、むくみ解消などに効果がある中性重炭酸入浴剤がお気に入りです(お湯を中性に保つ効果があるそうです)

トータルコーディネートを考えるプロセスは、2つのステップがあります。

Step1. 自分の体調を知る

まず、お湯に浸かりながら、ベースとなる自分自身の体調や調子を一番に考えます。人は(少なくとも私は)毎日、心の状態、お肌の状態、疲労度等が異なります。

例えばお肌のトーンが明るく調子の良い時は、お肌を綺麗に魅せるコーディネートにしようと考えます。私にとって、お肌を綺麗に魅せるというのは、露出を増やすこととは異なります。少し見えるお肌の透明感が更に際立つように、色や素材の質感を全体的にコーディネートすることで、お洋服やメイクよりもお肌が印象に残るようなバランスに仕上げます。

逆に、どこか調子が悪い時、例えば疲労感が強い時は、自分を労わることを最優先に考えます。冷えと乾燥が体調に一番良くないので、とにかく冷やさない・乾燥しないような素材をベースにしつつ、例えば顔色を良く見せる色をトップスやスカーフに持ってきて、その色を全体のアクセントカラーにするなどして、コンプレックスをカバーしつつ(寧ろ活かしつつ)、バランスをとります

私は以前、熟練の某メイクアップアーティスト兼カラーコーディネーターの方に、パーソナルカラー診断をしていただいたので、自分の顔色を良く見せる色や質感と、自分をくすんで見せるそれを熟知しています。

わりと高価な買い物(3万円くらい)でしたが、パーソナルカラー診断は、きちんとした方に診ていただいたら一生に一度で済むので、本当にやってよかったと思っています。

Step2. TPOを考える

次に、その日の予定やお会いする方々を思い浮かべます。

真面目なビジネスシーンでは、「お洒落度」は1割未満に留め、信頼を得られやすい適度な上質感、完璧さ、緻密さを目指します。

私の場合は、髪型のみでさりげない「抜け感」を出すのが好きです。

ヘアカラーは普段からしていませんが、気付かない位に緩〜く髪を巻き、自然な艶(いわゆる天使の輪)を纏わせます。これだけで、ビジネスにおける「お洒落」は十分です。

メイクやお洋服や腕時計に、遊びは一切入れません。アクセサリーも、可愛すぎるものや大きすぎるものは身に付けません。香水もかなり控え目にします(石鹸の香りなど)。

TPOに従うことができることは、自己コントロール能力があることを意味します。それは即ち、自我や私欲を満たすことを劣後し、周囲や相手を引き立てる役回りができると言う、人格表現の一種なのです。特に、信頼が根幹にある私のような職業においては、そういった「自己表現しないという自己表現」が、とても重要だと考えています。

また、ビジネスで信頼を得るために、安っぽいものや、これ見よがしなブランドものを身につけることも避けています。「一見控え目で目立たないけど、よく見たら上質」という位が、ベストなバランスです。

例えば、私は腕時計も使い分けており、ビジネスでは、少しベルトが太い金属のタイプのものを付けることで、女性らしさを抑え、中性的かつさりげなく上質な印象にするようにしています。

※私は、第一印象で女性らしさが強めに出がちなので、色々と試行錯誤して、女性的な印象を抑えるテクニックを、他にも沢山身につけました…。

男性が多い職場では、男性がよくチェックするところ(腕時計や靴)のセンスが、高感度や印象に直結するという事実も、視野に入れています。

他方で、プライベートの予定のみの日は、自由に好きなものを身につけます(笑)。腕時計も、ドレスウォッチや、ジュエリーのような細いタイプを付けて、ジュエリーとの組み合わせを楽しむことが多いです。(つまり、女性らしさ満開です🌹🥰笑)

プライベートでは、あまりルールを多く設けないようにしています。

例えば、「コンビニに行くにもメイクをしなきゃいけない」「年相応のものを身に付けないといけない」等、きちんとしすぎると、ただでさえ生きづらい世の中なのに、より生きづらくなるためです笑

上品であることが大切なことはどの年代においても当たり前であるとした場合、年相応かどうかよりも、似合っているかどうかが大事だと思っています。

※このあたりは、欧州に住んでいた頃に形成された価値観かもしれないです

唯一、プライベートで気を付けていることは、次項に詳述する、程よい現役感を纏うことです。

③上品な現役感を纏うこと

30代になってから、「現役感」の大切さを実感しています。私の言う「現役感」とは、単に流行を取り入れるのではなく、自分をアップデートし続けることを意味しています。

「昨日より今日、今日より明日の自分の方がベターだ」と言う状態を、キープするのです。

他方で、流行に疎すぎる状態も良くないと思っています。メイクもお洋服も髪型も、時代とともに流行は移り変わります。流行を全てを取り入れる必要はないですが、「私はもうこれしか着ない・これしか使わない」という頑固さを持ってしまうと、その時点で時が止まってしまい、気持ちも見た目も「化石化」が進んでしまいます。柔軟に、その時代の情報に耳を傾け、新しい変化を受け入れることは、しなやかさと言う私が目指す生き方にも繋がるのです。

流行には必ず意味があります。流行っているものに対して、私は「なぜそれが今流行っているのか?」を考えるようにしています(というか、そのように考える癖が元々あります笑)。

流行るということは、そこに多くのニーズがあるということなので、それを取り入れるベネフィットが必ず存在します。

そのベネフィットは、自分に必要なものか?自分らしいものか?を考えると、流行との向き合い方が洗練され、自分なりの意志(芯)が形成されます。物事を取捨選択ができることは、自分らしくいることができることと同義であると、私は考えています。

流行との向き合い方が洗練されている人には、自分なりのフィロソフィー(哲学)があります。私は、そう言う人のことを「上品」だと思います。「上品さ」というものは、単に保守的でいること、露出が少ないこと、色味が控え目なこと、清潔感があること等のみを以て叶うものではないというのが、私の私見です。

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