心温まりました【エッセイ】

子供の頃から大好きで、何度も読んでいる本がある。ジョーン・エイキンの「とんでもない月曜日」だ。

実はこの本を持っていない。いつもあちらこちらの図書館で借りていた。しかし前回の記事のコメントの流れで、買うチャンスを与えてもらった。おかげでジョーン・エイキンのもう一冊の本と共に送料込み600円で譲ってもらうことができた。

今回はメルカリを利用した。購入ボタンを押したあと、私はメッセージを送った。

「子供の頃から何度も図書館で借りていた本で、図書館からなくなって読めなくなると困るので思い切って譲っていただくことにしました。このご時世だし急ぎませんので、ご都合のいい時にお送り頂ければ‥」こんな内容だ。

するとお返事が頂けた。

「それはご英断をなさいました！そんなにも好きでいてくださるなら、大切にしてくださると思い嬉しいです」というようなお返事だった。

読んで、ほわんとした。心がじんわり温まる感じ。

更にそのすぐ後、

「ファミリーマートへ行くついでがありましたので、いま発送致しました」とのこと。

気を遣わせない一言が添えてあるのが、なんとも心地よい。

こんな素敵なコミュニケーションが、私の心を温めていく。栄養になっていく。

この記事を書きながら、今日も一日無事過ごせた。いい一日だった。そう思える。

私もこんな人になりたいと思った。