猫を見て思う【エッセイ】

目を覚まして、何のために生きてるんだろうって虚しさが襲う。

病院行って治るわけでなし、このまま透析受けずに早く死にたいと。


起きたら私の首元に猫が寝ていた。

今も寝ている。

ぴったりくっついて寝ている。

起きたら、おはようと顔を舐めてくれた。


ふと思った。

猫はなんのために生きているのだろうって。

猫はただ生きている。

理由あって生きているわけではない。

ただ、生きているからここにいるのだ。


私もそれでいいのかなぁと思った。

とりあえず今日は生きているから、何かやりたいことがあればしよう。

生きているからなにか生産的なことをしないといけないわけでもない。

とりあえず今日は生きよう。

あしたのことなんてかんがえても始まらないから。

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