【これが最短ルート?】演技が上手くなる一番手っ取り早い方法
このnoteでは「どうすれば演技が上手くなる?」をテーマに様々なエクササイズ、やり方、台本の読み方をご紹介しているわけですが、もちろんそれらを勉強、知る事も重要です。
ただ、そういったいわゆる学校、ワークショップで学ぶようなやり方の他にも簡単に上達へと近づく方法もありますのでそちらも合わせてご紹介していきます。
では中身に入っていきましょう。
もしかしたらこれが一番、手取り早い・・・?
さぁ、一体どんな事を教えてくれるんだ?と期待している方もおられるかもしれませんがやり方はいたって簡単です。
むしろ「それだけ?」と拍子抜けする人もいるかもしれませんが、とても大事な作業です。
それは・・・、
上手い俳優、声優さんの演技を、素晴らしい作品をできるだけ多く観るです!
「おぉ〜なるほど〜!」と思えるような事は言っていないのは承知していますが、でもこれ、本当に重要な事なんです。
素晴らしいと評価された(いまだに語り継がれている古いアニメ、アカデミー賞受賞作など)作品というのは例外なく演者も一流です。
もっと言えば聴こえてくる音楽や衣装なんかも一級品であります。
つまりそれこそがこれから俳優、声優を目指す人達が辿り着くべき一つの目標が全て詰まっていると言えるのです。
他にも例えばその作品を観てあなたが泣いたとします。
主に俳優、声優さんは自分が演技をする事によってお客さんが少しでも感動してくれたら嬉しいというのを口にしますよね。
あなたがこの作品を観て泣いたという事は、これがお客さんが感動する、心動かす一つの演技なんだとストックができた事にも繋がります。
お手本を自分の眼で見るというのは誰からか話を聞いたり、本を読むよりも効率的に自分のものにできる大変良い方法なんですね。
そんな作品をたくさん観れば観るほど「本物」を見極める眼というのも養われていきます。
それは、この人の演技は「上手い」「下手」、この作品は「面白い」「面白くない」と自分で判断できたりもしますので良いことづくめです。
今度はあなたが「泣く」という演技が上手くできないと困った時も、これまでにたくさんの名作を観てきたのなら絶対に演者が泣く演技の一つや二つはあるはずなので、それを参考にするのは非常に有効になります。
さらにピンポイントで、今自分が与えられている台本と同じ舞台がある、映画が存在するならあなたは興味を惹かれる、飛び付きますよね。他の人は自分と同じ役をどんな風に演じているのだろうと。
これって要は・・・、
他人を見て、真似をするとも言える。
下手な演技、駄作を真似する必要はありませんよ、もちろん。
幼少期を思い出してみてください。ときめいたもの、面白いものをみたあなたはそれを真似したという経験は一度はあるのではないでしょうか?
戦隊ものシリーズを観て、次の日は友達とそのごっこ遊びをした、テレビで人気アイドルが歌っている姿をみてその動きも真似て歌ったなど・・・。
このように人間というのは真似したくなる生き物なんですよ。
赤ちゃんなんかも周りをみて歩き方であったり、食事の仕方を覚えるので見て、学ぶというのはやはり手段としては有りなんですね。
その真似、ごっこ遊びを極限まで突き詰めた、プロの領域まで達した人達を「俳優」であったり「声優」と我々は呼んだりしているのです。
演じるとは他人を真似るとも言えるでしょう。
実際にこの人(有名人の場合や一般人の場合もある)の動きや喋り方を参考にして役作りをするというのは有ります。そういうのを身体的アプローチなんかと言ったりもしますがそれはここでは詳しく触れません。
まとめ
ということで今回のまとめ。
演技が上手くなるための方法として他人から知識であったりエクササイズを教わる他にも、名優が実演している姿をみるというのもかなり有効な手段になる。
それは素晴らしい映画やアニメ、ドラマ、舞台をできるだけたくさんみるとも言えます。
そんな作品をこれからちょくちょくこのnoteでも紹介していくので新しいカテゴリとして「オススメの作品」というのも作る予定ですので是非チェックしてみてください。
理論的な事よりも実演を見て学ぶ、そしてそれを真似する方が成長が早いという発想は何も演技に限らずどんな分野でも言われている事です。
逆説的に完成形を見て、それを動きや仕草まで真似てなぜこの人はこんな風にセリフを言ったのだろう?こんな動きをしたのだろうと解き明かしていく、その根拠を理解していくというやり方と言えばいいでしょうか。
では今回は以上です。最後までお読み頂きありがとうございました。
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